No.27 ページ28
モブ「私達もちょうどジョングクくんを探していたんです!こっちもいなくて、高等部の所へ行こうと思ってました。」
「あら。そうだったの。じゃあ一緒に手分けして探しましょう。」
モブ「え!いいんですか?!」
「もちろんよ。だってお互いジョングクくんに用があるんでしょう?だったら協力した方が早いわ。」
ニコリと笑えば、彼女たちはほんのり頬を染める。同性だというのに単純だ。
「じゃああなた達はもう一度中等部を探してちょうだい。あたしは高等部を見てくるわ。」
モブ「「分かりました!」」
そう言うと彼女たちは走ってあたしの前を通り過ぎた。
ふぅ…と一息着いた時、背後の気配に笑顔で振り向く。
「これで、安心して部活に行けるね」
目の前のジョングクは驚いた顔をして、あたしを見ていた。
JK「ヌナ。なんで、俺のために…。」
「そりゃヌナだもんㅋㅋマンネのためならなんだってするよ。」
あたしの言葉に、ハッとした顔をするジョングク。
JK「…ヌナ。俺ずっとヌナにひどい態度してきて…。」
「人見知りなんでしょ?それは仕方ないんじゃないかな。…それに今こうやってジョングクと話せて、あたしは嬉しいよ?」
ポンポンと優しく頭を叩くと、ごめんなさいと素直に謝るジョングク。
萎れた姿のジョングクの頭に、うさぎの耳が垂れてるように見えるのは幻覚だろうか… ㅋ
「ほら。部活に行っておいで。オッパ達が待ってるよ。」
JK「…うん!……ヌナ、ありがとう。」
「いーえー。部活、頑張ってね。」
JK「うん!ヌナも気を付けて帰ってね!!」
バイバイといって手を振ったジョングクは、オッパ達よりも早いスピードで部活に向かっていった。
さぁ。あたしも挨拶して帰りますか。
この時はまだ、今の出来事を一部始終見ている人がいるなんて、思いもしなかった…。
ーーーーーー作者よりーーーーーー
ヌナがキム家に来てから3週間が経ちましたね!
不思議に思っている方もいるかと思いますが、
ヌナの性格、ほんの少し変わってきていますよね…?(ほんとに少し)
真実は全てこの後のお話で分かります!
ぜひ最後まで懲りずにお付き合いください!
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なむじゅにおっぱの彼女でs((殴 - 94zと同い年って神ですか?作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます!すみません!! (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜!この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です!いつもありがとうございます! (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです!!ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます!頑張ってください! (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘塩爺 | 作成日時:2019年12月18日 18時