No.25 ページ26
HS「やぁーっと終わった!!部活だぁ!」
HR終了のチャイムと共に、立ち上がり叫びだすホソク。
今日は新学期のため、特に授業もなくただ話を聞いているばかりだった。
…なのにホソクは疲れたのか… ㅋㅋ
さすがホソクらしいというか、なんというか。
でもあたしも、少し疲れたかな。
休み時間ごとに、テヒョンとジミンがあたし達の教室にやってきた。
その度に教室に黄色い歓声が上がるんだけど、3人がそばに居たおかげか、特にクラスメイトに絡まれる事もなかった。
ジミンとテヒョンの相手をするのは疲れたけどねㅋ
クラスメイトが絡んでこないからといって、別に友達がいらないわけじゃない。むしろ友達はほしいけど…。
キム家の兄妹と言うだけで、既に色々言われてると思う。悪口とか、噂話とか。
正直、あんまり気にしないけど、信じた人に裏切られるのは嫌だからね。
友達選びは慎重にしないと。
HS「A、ホントに今日は部活に行かないのか?」
あたしがダンス部と分かってから、みんなあたしにダンス部に入るように勧めてくる。まだ家のレッスンルームも使った事がないから、誰もあたしのダンスを見たことが無い。
JM「今日は中等部の先生達に挨拶しに行くんですよね?明日は来てくださいね〜早く、ヌナのダンス姿見たいです!」
「う〜ん…時間があったら行くよ。」
ホントはあたしも、もう一度ダンスをやりたい。
…だけど、今日の周りの様子を見る限りダンス部に入るのはあまり簡単ではなさそうだった。
彼らのファン?と言うか取り巻きの中にはあたしを歓迎してくれるような目で見る人たちもいた。
だけど、特に女の子はすごい敵意を剥き出しにされた。
多分、みんなはあたしがそんな風に見られてる事に気付いてない。
無理もないと思う。…ただあたしがこういうことに敏感なだけだから。
だから返事はハッキリしない言葉にした。
絶対にダンス部に入らなきゃ行けないわけじゃないから。
「じゃあみんなは部活頑張ってね。またお家でね。」
TH「ヌナの分も頑張ります!」
NJ「夕飯、楽しみにしてるよ」
4人はすごい勢いで部活へ向かっていった。
…あんなに一生懸命になれるなんて羨ましいって思ったのは、あたしだけの秘密。
誰もいなくなった教室を後に、あたしは今朝来た道を通って中等部の棟へ向かった。
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なむじゅにおっぱの彼女でs((殴 - 94zと同い年って神ですか?作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます!すみません!! (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜!この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です!いつもありがとうございます! (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです!!ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます!頑張ってください! (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘塩爺 | 作成日時:2019年12月18日 18時