No.23 ページ24
先生「では、私が合図をしたら、教室に入ってきてください。」
職員室に入ったあと、1番初めに優しそうな女の先生が声をかけてくれた。担任のナヨン先生だ。
あたしのクラスは3年D組。
学年でクラスはE組まであるらしく、ホソクとナムジュンのどちらかと同じクラスになれるのは、5分の2の確率だった。
だけど肝心なことに2人のクラスを聞きそびれてしまった。バスではずっとテヒョンとジミンが隣にいたし、おかげで2人のクラスは分かったけど(2年A組と2年E組)、大事なホソク達のクラスを聞けなかった。
もし2人と違うクラスになったらどうしよう…。
そんなあたしの不安をよそに、ナヨン先生は軽く今日の流れを説明してくれたあと、そのまま教室に向かいクラスのみんなに自己紹介をする事になった。
先生「みなさん。お静かに。今日は転校生を紹介します。」
先生がコチラをチラリと見た。
入れの合図だ。
あたしは大きく深呼吸をして、ドアを開けた。
クラス全員の視線が自分に集まっているのが分かる。
あたしはゆっくりとした歩みで教卓の前まで行き、クラス全体を見回す。
すると窓の近くの後ろの席に見慣れた顔が。
HS「A〜」
ホソクのその一言にクラス全員が驚いたような顔を見せる。
…ホソク。
あまり目立つことはしないで欲しかった。
そんなあたしの悲しみを知らない先生は、さらに追い打ちをかけるようにあたしを紹介した。
先生「今日から皆さんの仲間になる、キム・Aさんです。ご覧の通り、ホソクくんやナムジュンくんなどの兄妹なので、皆さん仲良くするように。」
あぁ、先生。
あたしの寿命が3年分くらい短くなったよ。
えぇ？！とクラスが驚きの声で響く。
そりゃそうだよね。
今までいなかった人間がいきなり、こんな中心的人物の兄妹なんて。
うん、信じられない気持ちはすごく分かるよ。
あたしもまだ信じられてない…。
??「今までどこに居たんですか？」
??「兄妹ってどういうことですか？」
多分、今朝ホソク達の事を出迎えていた子達だろう。
コソコソと「彼たちと一緒にいた子よ」と言いながら、大声で質問をしてくる子もいる。
だけど…
…ヤバい。
なんて答えればいいんだろう…。
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なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - ９４ｚと同い年って神ですか？作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (
レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます！すみません！！ (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です！いつもありがとうございます！ (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！！ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます！頑張ってください！ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘塩爺 | 作成日時：2019年12月18日 18時
