【名探偵コナン】もう年齢が年齢だからとお見合いをさせられました～AfterStory～【降谷零】 (ページ10)

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双子が生まれる前のお話3 ページ10

ガチャッ

｢おかえり。｣

『零さん！今日は早かったんですね。』

｢ああ、今日は仕事が早く片付いたんだ。
Aは何してたんだ？｣

『今日は友だちと遊んでましたよ。学生頃からの友だちなんです。』

────────････

～夕飯～

『明日はいつも通りの帰りになりそうですか？』

｢そうだな。今日みたいな事はなかなかないからな。｣

『…あの、話したい事があるんですけどいいですか？』

｢？ああ。｣

『私最近体調が悪くて、その事を今日友だちに話したんですけど、』

｢体調が悪かったのか！何故言わなかった！｣

『それは、零さん忙しいのにちょっと体調悪いくらいで迷惑かけられないから。』

｢はぁ…言ってもらえない方が俺は嫌だぞ｣

『！ご、ごめんなさい。』

｢謝らなくていい。ちょっとでも体調が悪かったら俺にちゃんと言え。｣

『うん。分かった。…ってそうじゃなくて！』

｢あぁ、そうだった。それでどうしたんだ？｣

『友だちに話したら、あの…産婦人科に連れていかれて、』

｢？！まさか｣

『…はい。妊娠してました。しかも双子です』

｢！ほ、ほんとに｣

『ほんとです。』

｢…そうか、｣

『零さん？』

零さんはそう言ってしばらくうつむいて黙ってしまった。

嬉しくなかったのだろうか？
迷惑だったのだろうか？

｢A｣

『は、はい』

｢これから負担かけるかもしれないが俺もできるだけ手伝うし、仕事の事も上に掛け合ってみる。
だから産んでくれるか？｣

『！っ…うん！！ありがとう零さん！』

｢なんで泣くんだw
俺らの子だ絶対可愛いぞ｣

『ふふっ零さんカッコイイから』

｢Aが美人なんだろ？｣

『何言ってるんですか。零さん以上にカッコイイ人なんていないですから。』

｢ははっそれならA以上に美人で可愛い人もいないな｣

『零さん。』

｢なんだ？｣

『私幸せです。』

｢当たり前だ俺の嫁なんだからな。
これからもっと幸せにしてやる。｣

『私も零さんの事幸せにする』

それからは零さんがとても過保護になりました。

少しでも家事をしようとすると何をしているんだ！そんなの俺に任せておけばいい！なんて言ってやらせてくれないんです。

まあそれも幸せだと思えてしまうからおもしろいですね。

また過保護な零さんのお話もしたいと思います。
楽しみにしててください！