たしかに美人 ページ3
〜あるホテルのレストラン〜
降「ほんとに来てしまった……」
降父「美人な娘さんだぞ!」
俺の父は自由人だ。
このお見合いの事もそうだが何でも勝手に決めてくる。顔はまあイケメンだし、警察庁の総務部で働いている。
俺の事を考えてくれているのは分かるが流石にやめて欲しい…
降母「もう零も29なんだしお嫁さんくらい貰ってもいいんじゃない?」
母はとてもふわふわしている。
知らないうちに何処かへ消えていることも多々ある。かなり恐怖なくらいだ。
だが何一つ文句も言わず父を支え俺を大切に育ててくれた誰もが憧れるような母親だ。
降「年は関係ない。仕事でほんとにそれどころじゃないんだ。」
二十代も終わるからそろそろ結婚という同年代もいるだろうが俺は仕事でそれどころじゃない。
まあ、仕事がなくとも元々あまり結婚願望はないので関係ないのだが、仕事が仕事なだけに結婚は厳しいものだ。
降母「早く孫も見たいわ」
そっちか
降父「俺も孫が見たいな」
降「本当のところは心配じゃなくて孫か」
降母「もちろん零の心配もしてるわよ?」
降「はいはい。」
本音は多分孫だろう。
降父「もう相手は着いてるそうだ。急ごう。」
というか、相手の事同い年の美人としか情報知らないんだが。
ともんもんとしていると待ち合わせの席に着いたようだ。
降「はじめまして。降谷零です。」
『は、はじめまして。(人1)Aです。』
……たしかに美人だ。
父「やあ零くん。話を受けてくれてありがとう」
降母「今日はこのような機会を作っていただいてありがとうございます。」
母「いえ。こちらこそありがとうございます。」
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続きます。
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リリアン(プロフ) - 嶺(REI)さん» 楽しみにしています。^^ (2018年4月16日 21時) (レス) id: 32d6b2ab30 (このIDを非表示/違反報告)
嶺(REI)(プロフ) - リリアンさん» コメントありがとうございます!!続編出来次第書かせていただきたいと思います! (2018年4月16日 15時) (レス) id: 0da2ff192f (このIDを非表示/違反報告)
リリアン(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。リクエストなんですが、組織壊滅後なら結婚式もしていいかもと思います。夢主に秘密で準備する零さんとか、どうでしょう? (2018年4月16日 11時) (レス) id: 32d6b2ab30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺(REI) | 作成日時:2018年4月11日 19時