５４ ページ4
キミの手を取って
ベッドに沈む。
離れてた時間を
隙間なく埋めるように
抱き合って
言葉にしきれない思いは
甘く深いキスに変えて。
キミを初めて
抱いた日を思い出した。
身体にたくさんの
アザが浮かんでたな、って。
「……ぁ………んっっ………」
それはもう
今は、綺麗になくなったけど
同じように、ひとつひとつ
キスを落とせば
くすぐったい、って可愛く笑った。
そろそろ、と思って
キミの上に跨がれば
「………りょ、う くん…」って
甘い声。
それだけで
めっちゃ、ゾクゾクしてまうし。
「…………ぁ、…んっ」
『………っ、……』
もう、どこにも行かせへんよ。
「…や、……ぅ、」
『……っは、………ぁ…』
お互い、好きなんやったら
離れる必要なんか
どこにもないねんから。
・
ホンマに今夜の月はめっちゃ
綺麗で
月の光がカーテンの奥からでも届いて
うっすらと、キミの顔を映し出す。
『………朝、起きたら
いないとか ナシやからな？』
もう、あんな思いすんの
嫌や。
「それは………どうかな？」なんて
いたずらっぽく笑うキミはズルい。
『………んーじゃぁ、
こうやって寝るわ』
後ろからがっつり、キミに抱きついて
離れてもすぐにわかるように。
「………下、履いてからにして」
『ええやん。
そのまんまの亮ちゃんが好きなんやろ？』
「違うんだけどな」
”ふふ”って笑ったキミの息が
回した腕にかかって
俺の全てが満たされて。
全身でキミの存在を感じながら
目を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 710人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ruru - NobuYouさん» 1日1ruru（笑）ありがたやー！！わたし、亮ちゃんの性格が一番わかりやすい気がして好きなんだよー！プロデューサーがほら、あの方なのでwwwでれきど全開で！ (2018年1月26日 16時) (
レス) id: 6e25a534d3 (このIDを非表示/違反報告)
NobuYou(プロフ) - 1日1ruruキャンペーン中。亮ちゃんの男のサガの部分も出てたのでリアリティあったよ。口の両方の口角上げてタレ目をもっとたらして、ニヤニヤしてる亮ちゃんをたくさん思い浮かべました。幸せになって良かったです。ホントの試練はこれからだけどね。 (2017年8月22日 8時) (レス) id: beff6a0c0a (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - みさん» 心配までして頂いて(>_<)泣きそうですよ（笑）！嬉しいです！また良いものをお届けできるよう頑張りますね！ありがとうございます！ (2016年5月31日 23時) (レス) id: d542c97321 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 大丈夫ですか？！ほんまに学校帰りに読むんが癒しの時間でした！！終わっちゃうの悲しいですけど次回の物も楽しみに読ませてもらいます！！頑張ってください！！！！ (2016年5月31日 23時) (レス) id: 63d3dd887c (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - みさん» みさん、ありがとうございます！そう言ってもらえるなんて作者冥利に尽きます！今、書けない病になっているのでコメントいただいてとても励まされました。お付き合いありがとうございました！ (2016年5月31日 22時) (レス) id: d542c97321 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ruru | 作成日時：2016年5月8日 8時
