ずっと一緒に。Fuma.K

相談３ ページ41

『……え？』




勝「OKはしてないんだけどね。で、誘われて、俺は聡と行ったのー。」





急に思い出した。






風磨の「結」って呼ぶ声。



私に向かって、冷たく当たる風磨の言葉。



幼い頃の喧嘩でもしなかった、睨むような目付き。





『私の……せいだ……』






私があの時、風磨の言うこと聞いてたら、今頃３人で楽しく話してたのに。




勝「後悔はまだしないでよ。今から中島くんに話つければいい話。



でもさ、俺は、中本さんと風磨くんと俺の３人は、ちょっと嫌。」








『……なんで？』



勝「楽しくないんだもん。Aといる時の方がいっぱい笑えたし、中本さん風磨くんにベッタリだからさー。


Aがいないと楽しくない。」







なんで……




勝利はどうしてそんなこと言うの……









『……泣く。』





勝「……うん。泣いていい。」




『……最初言ったことと……矛盾してるし……』



勝「笑(ｷｭﾋｯ」





その笑い方。




好きだなぁ。







……友達としてだよ？






勝利は私の頭を優しく撫でて、少し私を一人にさせてくれようとしたけど、


私は一緒にいて欲しくて、勝利をきつく抱きしめた。



『……安心する……勝利の匂い……』




勝「変態じゃん笑((ｷｭﾋｯ」






『しばらくこのままで……』



勝ママ「勝利入るよー




って……




え」




『あ……』




勝「母さん、違うって……」





勝ママ「そういうの、浮気って言うの！


勝利！！Aちゃんは彼氏さんがいるんでしょ！！


まぁ、それでもって言うなら、母さんが彼氏さんに話つけてもいいけどねー笑」



「『ほんとに違うから！！！』」







どうやらこの誤解を解くには、何ヶ月もかかりそうです……

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