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Aはトイレの点検などもしていたので少し遅くなってしまった。


『あれ?まだそこに居たの?さっさと戻っても良かったのに。』


「あぁ、待ってたんすよ。別にする事ないから」


教えてないだけであるんだわー!!残念だったな。


『っあー!もう時間ないじゃん!嬢たちが来ちゃう!』



もう時刻はキャバ嬢達が出勤してくる時間。私も位置につかなければ。

もう嬢がいるかもしれない!私は紳士な性格なので嬢を待たせる事なんてしたくなかったのに。そう考え、ショッピさんを置いて急いで控え室に戻った。

1人残されたショッピさんは鳩が豆鉄砲くらったような顔してた。それが面白すぎたので笑ってしまった。









控え室にて_____


「わー!ひさしぶりAちゃん!会いたかったぁ!」


『…………あれ?シャオちゃん、きょう出勤だっけ?』


「いや?ちゃ………ちがうのー!お....私、どうしても今日が良くて!」


『えー!かわいー!』


この子はシャオちゃん。最近新しく入ってきたボブのこで体格はがっちりしてるカッコイイ系女のコだ。

シャオちゃんの他にも人気キャバ嬢が沢山いる。ここは疲れを取れる癒しの場だ。



今この場に居るキャバ嬢は比較的人気な子達で、昔からいる言わば古参の子達で、私はこのキャバクラがちょうどできた時に前居たキャバクラから引き抜かれてきたので仲が良い。


しかしシャオちゃんは本当に最近ここにやって来たのだ。黒服として仲良くはしたいのだが前はもっぱら話してくれなかった。理由は分からないが、私が積極的に話しかけてたら懐かれた。みたいな感じだ。


そんな事でシャオちゃんに抱きつかれながら過去の事を思い出していたらドアが開いた。



「あ、先輩やっぱここ……に、……え?シャオさ」


「え、ショッ…………ピ、え、あ?………えー!!い、イケメンだね君ー!」

「え?..........?」

私に抱きついていた体を離し、ショッピさんの口を塞いでいる。そしてショッピさんは言葉を失っている。そんな事が控え室で行われているのだから周りのキャバ嬢も、私も、言葉を失っていた。


シャオちゃんがショッピさんの口と鼻を押さえているからショッピさんは息ができていない。ほんとに苦しそうにしているから流石にこれは止めないと死者がでる...!キャバ嬢と黒服が喧嘩して死者が出たなんてそんな変なニュースが出たりしたら恥ずかしすぎる!

『しゃ、シャオちゃん!あの、ショッピさん死んじゃうから』

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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください! (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます! (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか?謎解き要素ですか?少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね! (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもん | 作成日時:2022年9月10日 19時

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