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「...えーと、じゃあ今から会議始めます、」
やっと彼らの身内ノリが終わりこれから20分おくれの会議が始まった。なぜだか何もしていないのに疲労が溜まった気がする。...理由は分かっているのだが。
もう完全に疲れで眠気がMAXの時にトントンさんが話しかけてきた。
「じゃ、黒崎さん、お疲れのところほんまに申し訳ないんですけど、今後の黒服の考えている方針を教えてもろてええですか？」
『あ、すっ、すみません...。えっと、今後の黒服として考えている方針はですね、新規のお客様と、常連のお客様に対しての態度を少し変える事、最近嬢たちにセクハラのような事をするお客様が増えてきてるのでそのお客様を出禁にすること、そしてイベントを増やすこと。ですかね』
まだ眠気のある声で書いてきた台本に書いてあることをそのままAIの様に淡々と言う。自分が言うことが終わったので速攻で椅子に座り、持っているシャーペンで手をさしながらその刺激で眠気を覚ます。
...その様子を見ていたショッピくんには引かれたけど。プスプス、とシャー芯を出していると今まで黙っていたグルッペンさんが喋りだした。
「ほう！やはり最近厄介な客が来るのか...、うん、貴重な情報ありがとうな、Aさん。」
『...やはりって、グルッペンさんのところにも被害があるんですか？』
「あぁいや、俺のところに直接はないんやけど、店舗の店長からここに嬢が度を行き過ぎたセクハラを受けてる報告が最近多いねん。やからなんかの対処しないとあかんかなぁってな」
『そうなんですか...』
確かに、嬢がそういうセクハラを受ける事は一番ダメなのだが、私にとっては私に対してセクハラをしてくるやつしか頭に浮かばない。私が勤めているキャバクラで一番私がセクハラとかの被害があると思う。まぁ私が言うべきでは無いのに共感を示すだけにした。
すると、
「グルッペンさん、ちょっとその事なんですが、そのなんていうかセクハラ被害、
.....A先輩も、よくやられてますよ。」
と、ショッピ君が淡々と話したのだ。
『ショッピ君!?言わなくていいってそんな事...』
「え？！ほんまなんそれショッピ！！」
「Aさんも被害に合われていたんですか...？」
「ほーん、黒服でもセクハラとかなんかあるんやなぁ...」
上からチーノさん、トントンさん、グルッペンさんだ。...これは会議に時間がかかりそうだ。
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
