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「んー？どうしたんA、そんな死にそうな顔して。」
そういちごジャムパンをプラス3枚おかわりしているゾムが私に対して心配そうに...というか失礼なことを聞いてきたので
『今日、大事な会議があるの忘れてたの、今から出なきゃ間に合わないの！』
と、焦りながら必要なものをガサツにカバンの中に入れながら返事をする。もう会議が始まるまで残り40分じゃないか。家から本社まで時間がかかるのに。
私は焦った声でゾムに中から鍵を閉めて！と叫び私は早足で飛び出してでかけた。
「......あ、Aー。スマホ忘れとんで...って、もう居らんし、...くははっ、＿＿＿＿＿。」
私はゾムが何か言っていたことは知ることがないだろう。
35分後、会議が始まる5分前にようやく本社に着くことが出来た。はぁ、はぁ、と息を吸ったり吐いたりしている私の姿は傍から見たら滑稽だろう。
会議室のドアの前に立ち止まり私に注目がいかないように...と願いながらギーっと、重低音がなるドアを開けながら『失礼します...』と小さめに言う。
『...て、あれ？まだオーナー来てないんですか？店長...と、ショッピくん。』
なんとその場にいたのは顔がよく知れてる店長とショッピくんだったのだ。まぁまだ時間は始まってないし、そうか...と思う。
「てか先輩、遅かったですね。遅れてたらクビだったんじゃないですか？」
『怖いこと言わないでよ...』
なんて雑談をしたりして会議の時間を待った。
「あ、もう集まってましたか。少し遅れました、すみませんね」
ぼーっとしていたら突然後ろから背筋が立つ程の圧を含んだ低い声がこの部屋を支配する。恐らく、この人が私達のキャバクラをまとめるオーナー。
グルッペンさん。なのだろう。
年収がえぐいとこの黒服の中でも話題だ。そしてどんなに底辺の会社でも人気にさせるというキャバクラ界では有名で知らない人はいないものだ。
そして、なんとも顔が良い。良すぎるのだ。顔の一部一部が整っていて金髪が似合いすぎてる。いくら男に興味がないと言っても私は彼に数秒間見惚れていた。
「...？何か俺の顔に付いてるか？Aさん。」
『あ、ぇっと、いえ！何も無いです、...』
いきなり話しかけられビビってろくに話せなかった。彼はニコっと笑い席に戻っていった。これは、惚れる人が居るな、と実感できた時、後から二人の男性が入ってきた。
一人は焦りながら、一人はニコニコしながら。
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
