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朝、と言いながらも9時。空は青くキラキラとした太陽の光が窓から差し込む時間帯。私はそのキラキラと私には眩しいくらいの明るさで目が覚めた。
『...ふぁーあ、良く寝た気がする...、今日も仕事かぁ...』
と、今日もある仕事に嫌味を持ちながら私は目をゴシゴシと擦りベッドから降りようとする、しかし、何か横に違和感がある。そう思い寝ぼけた頭で横を見てみると、
そこにはぐっすりと寝ているゾムの姿があった。私は一息置いて、ゾムへ目線を向ける。そして、
『......起きろこのエ○小僧が‼‼こっから早くどきな‼』
「...んぇ？なんやねん朝っぱらから大きな声出して...、って、Aサン⁉」
ゾムの耳元で大声で叫んでやった。そしたらゾムは案の定不機嫌な顔でこっちを見たがそれはすぐに驚きの表情に変わった。
まずはなんでここに居るのか、それだけが聞きたいのだ。
『あのさ、色々と突っ込みたいことがあるんだけど、なんでここに居るわけ？あんたにはリビングのソファで寝てって言ったよね？』
「イヤぁ、実は俺も覚えてないんすよねぇ...。なんか気づいたらここに寝てたって感じ！」
『いやいやそんな軽く言うことじゃないでしょ...』
私の期待していた答えとは全然程遠いもので思わず呆れてしまった。こんなの誰でも呆れるだろう。仮にも元カノ。こいつには私が元カノだって事本当に覚えているんだろうか。心配になる。
『あー、もうなんか何でもいいや。とにかく‼今後こんな事したら追い出すからね！分かった？』
そう言うと大人しくなったようでカタコトでハイ、ワカリマシタ...といってたから多分平気だろう。多分。
はぁ、こんな日にはゆっくり朝食でも取ろうではないか。そう思いながらコーヒーを私とゾムの二人分作って飲んでいると頬に赤い紅葉を付けたゾムがふと私に喋りかける。
「あ、そういえばA。今日なんか予定あるんちゃうん。」
『え？なにそれ、てかなんであんたが知ってるの』
「え、だって、A付き合ってた時も、何か大事な予定がある時はカレンダーに何重にも丸付けてたやん。そんでなんか今日にも丸いっぱい付いとるからなんかあるんかなーって、」
相変わらずゾムの観察力はすごいと感じた。本人でも気づかないのになんで...と聞いたら「そら愛の力やもん！」と言っていたので無視をした。
でも、今日...？何かあったっけ...？
今日、火曜日...
あ、思い出した。今日、黒服の大事な会議じゃん！！！？？！
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
