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『...そうですか、ありがとうございます？』
私がそう返事するとふにゃふにゃな笑顔でこっちを見てきてんふ、ええんやで。だけそう言い、彼は満足したのかまた来る！！そう言って私にアルマンドシルバーを勝手に注文し、お金を払い帰っていった。
『...はぁ、なんだったんだ、あの人...』
疲労がドッと感じて床に膝をついてしまう。まだ気持ち悪さが心のどこかに残っている。ずっとモヤモヤするような感じ。
「なんでもする」、それは一種の信仰なのであろう。勿論そんな純粋なものではない。歪んでいるほどの信仰心。神に祈るような事。
彼はその信仰心を私に向けていた。...私はきっとまた厄介なことになるであろうと直感で感じなんともこの仕事を辞めたくなった。
床に座ったまま時間がどんどんと過ぎてゆく。私は疲れからか動きたくもなかった。というか動けなかった。
数分後、私に声をかけられる。
「...A先輩、災難でしたね。ロボ...あのお客さんの相手。見てて面白かったすけど」
『見てて面白かったなら助けてよショッピくん。ほんとに恨むよ』
生意気後輩ショッピくんだ。こいつは人を煽らないと生きていけないのか。と純粋な疑問が浮かぶが私は口に出すのは辞めた。あとが怖いから。
すると彼は少しだけ見間違いかもしれないが頬を赤らめながら驚くことを言う。
「...、あと先輩、先輩いま着てる服スーツじゃないから丸見えですよ、下着。」
......
『......見るなクソ野郎！！！どっかいけー！！』
私はショッピくんに強烈なビンタを食らわした。そしたら彼は照れたように早足で戻っていった。
そうか、これはスーツじゃないのか。黒服の歴が長いのでいつものように座っていたから気づかなかった。反省しなければ。
今日はたくさんの事があった。厄介な客が来てその相手をして、下着を見られて、なんて災難だ。あー、早く家に帰って風呂入って寝よ。明日も早いし、
『店長、お先失礼しますね。あ、あとギャラ3倍お願いしますね』
そう店長に言うとわざとらしく嘘泣きをしていたので無視をしてショッピくんに鍵閉めをお願いする。
『ショッピ君、お疲れ。もう帰る？それとも残る？』
「あー、じゃあまだ残ります。先輩お疲れさまでした。」
そう淡々と言われたので私は帰ることにしよう。出来る後輩がいるからな。
(あ、まじで先輩の下着紫やったやん。あー、まじかわええ。しかも結構過激なん履いてんねや。あー、マジで好き。ほんまに愛してる)
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
