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そう彼から気持ち悪い言葉をかけられ私はどう反応すればいいか分からなくなってキャバクラではありえないお客様と嬢の間で無言の時間が走るという可笑しい事が起こっている。
『......』
「..........」
いや喋れよ！！と思わず突っ込みたくなる。好きでここに来たんじゃないのか。もしかしたら強制で連れてこられた可能性もある。どっちなんだ。
いや、よく考えてみたら初っ端胸の話する人は絶対変態だろう。
『あ、ありがとうございます...？』
「んふ、てか、あんさんキャバ嬢やないやろ。なんかそんな感じすんねん。なぁんか、男の扱いに慣れてないというか...」
絶対この人キャバクラ常連だわ。絶対。だって普通この人初心者だなぁとかわからないでしょ。
私はこの人とはもう関わることがないので黒服であるということを明かそうとする。
『私、黒服なんです。今回は人手が足りなくて出ただけで、だから、えーと、ロボロさんの言っていることは正しいですよ。』
「ふーん。そうなんや、でもAさんかわええからキャバ嬢やったらええんちゃうん。」
『.........今のところは、黒服のままでいたいですね。はい。』
この一瞬でキャバ嬢になることがもっと嫌になった。キャバ嬢になったらこんなお客と話さなくちゃいけないのか...嬢たちはすごいな。
『そんな上司がいるなんて酷いですね』
「せやんな！！ほんま許せんわぁ」
そんな事で私の黒服の愚痴とかロボロさんの愚痴をお互い話し合って私達の卓が居酒屋状態になった時にロボロさんがふと、あ！と閃いたように言った。
「ほんまにAさんといると楽しいわぁ。」
『私も愚痴のはけ口になって良かったです。』
すると彼は驚くことを言う。
「んー、お、俺、Aさんに、ぼ、あ、アルマンドのシルバーの、ボトル入れちゃおうかなぁっ、！」
....
『あ、あアルマンドのシルバーですか！？』
アルマンドのシルバー。軽やかでクリアな果実の香りに、フローラルなニュアンスも感じる事ができる。
ピュアなミネラル感と、しなやかさで丸みのある口あたり。複雑で芳醇な味わいが魅力的で、非常に長い余韻を楽しむことができるもの。
値段は30万円とかなりお高い。私だったら払えない。
「ん？なんか俺悪いことでも言った？」
『いや、え、大丈夫ですか？ロボロさん酔ってます？』
そう聞くと彼は私にすり寄ってきて
「酔ってないわ！...やって俺、
なぁんか、Aさんに一目惚れしちゃったもん...！」
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
