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そんなこと考えてる内にショッピさんがやってきて
「A先輩。これからよろしくお願いしますね」
あーあ。もう辞めようかな。この黒服という仕事。
その後頭で何も考えられなくなりぼーっと突っ立てるとリーダーから
「解散！各自嬢が来たらよろしくな。特にA！お前ショッピくんにちゃんと教えろよ。それと絶対恋仲になんなよ！」
『...絶対ならないので安心してください。』
「.........」
余計なこと言いやがってあのクソジジイ！！今の言葉のせいで嫉妬の目が増えたぞふざけんな。しかも彼は否定しないし。
そう言われやっと解散を言われ控え室に戻ろうとする。あぁそういえば今日はキャバ嬢ちゃんのエレンちゃんからやりたい髪型をもらってたんだ。と言われたのを思い出す。頑張らなきゃなと心のなかで活を入れる。そんな事を考えていると
「俺、どうしたらいいすか？A先輩。」
高くもない低くもない声にびっくりしてしまう。後ろを慌てて振り向くと真顔のショッピさんがいた。いやどうしろと言われても私も知らんのだが。
『あー...じゃあ、取り敢えずついてきてください。そしたら仕事内容教えるので』
とそっけない声で応える。そう言うと気だるげな声ではーい、と返されたので私はそのまま控え室に行く。勿論彼もついてくる。カルガモの親子みたいに。
控え室について荷物を整理しに行った。そこには勿論女性黒服もいて、小言を言われる。
「いいなぁAちゃん。イケメンの指導係になんてなっちゃって！」
『あはは、そんなにショッピさんの指導係なりたいならあげますよ。』
「え！？本当にAちゃん！」
『私は望んでもないので。村田さんやりたいならどうぞ』
自分の本心を彼女に告げる。彼女は頬を赤らめ恋する乙女のような目をしていた。...40過ぎるくせに。そう思ったのは秘密だ。
彼女が喜んでる横で私は気分が悪くなったので帰ろうとする。そうしようとしたらいきなりガッと腕を引かれた。
『え、うっっわぁ』
女の声とは思えない声を出してしまったが平気だろう。私の腕を引っ張ったのは、先程まで喋っていなかったショッピくんだった。
『え、え、何？ど、どうした？』
「........俺は、A先輩に教えてもらいたんです。顔ばっか見てる人になんか見てほしくないっす。だから、俺はあんたなんかに教えてもらいたくないんすよ。本当に嫌いですよ。俺、そういう人」
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
