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これはやばい。こいつは前まで他のキャバ嬢にメロメロだったのに。なんで私はこいつに馬乗りされて手を抑えられているので抵抗しようと思っていても男性の力を前にこのか弱い生き物、私はなにも出来ない。
『鬱さん、どいて。....どいて』
そう言っても彼はどこうとしない。むしろニコニコしていて私は気分が悪くなった。
「なんでどこうとするん？あ照れ隠し？大丈夫やって！どうせ結婚するんやしぃ！.....な？そうやろ？Aちゃん。ほら、今も婚姻届持っとるし、後はAちゃんの判だけなんやけどぉ」
『誰がお前と結婚するか！！』
思わず渾身のツッコミをしてしまった。いや、仮にもこいつは一応客なのだが、なぜだかこいつには普通の対応を出来はなくなったしまった。まぁこいつが100悪いので良いか。そう考えることにした。
無言の時間が少し続いた時。もう居心地が悪くなったので鬱もなにやら考えているのかうつむいているので今がチャンス、そう思い鬱をどかそうとする。すると、
『.........ッッ.....！？..やめッ...』
鬱は、こいつは、急に、私にキスしてきたのだ。私を押し倒して、まるで恋人同士がするような深く、甘いキスを。
私は理解することが出来た。このままでは私はお.かされてしまう。こいつに、ただの客に...！！
そう考えている間にもお互いの唇はくっついたまま。ぴちゃぴちゃ、というなんとも卑猥な音がvipルームに、そして私の脳に響いていく。頭がおかしくなりそう、否、もうおかしくなっているのかもしれない。なぜなら、もう私はこのキスの感触が少しだけ、少しだけ気持ちいいと思ってしまっていたから。
そう思い始めたことでやっと唇を離された。
「はは、Aちゃん顔とろけとるで？あんなに強気だったなのにぃ。ええね。僕そういう子好きやで。」
『も、もう、もうやめてください、本当に、.....可笑しくなりそうだから』
本音を伝える。もうこれ以上キスされたら、本当に狂ってしまいそうだから、そう言っても彼は私に向かって甘い言葉を投げかける。
「好きやで。ほんまに、僕はもうAちゃんがいないと生きられないんよ。やから、遊びでもええよ、好きやなくても。でも、ずぅっと僕と一緒にいてくれへんか。こんなに好きなんよ。Aちゃんのこと襲いたいくらい。でもそんなことしたらAちゃんに嫌われる思ってなんも襲ってないやろ？俺は今すごい興奮しててんけど、Aちゃんが大事やから....！」
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
