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「しかもなんなん？お前。Aちゃんに手ぇ出しおって。女の子の大事な可愛いお顔に傷つけて。しかもお前Aちゃんの事侮辱したらしいやん。はぁ。これだからおっさんは...ええか？よう考えてみ？
このスラッとしたボディ！肩までの黒いサラサラな髪！子供っぽい顔立ち！目が大きい！そして！！尻と胸がめっちゃいい形してるやん！！こんなん僕の嫁さんにぴったりやで！！」
最初はかっこいい事を言ってくれるのかと驚いたがやはりこの男に限ってそんな事はないのだ。...それに後半セクハラ発言ばっかだったしな。
鬱の発言を聞いて私は咄嗟にこのクソ男の頭を殴っていたのだ。
「なんで殴るんAちゃん！！...はぁっ！！もしかして照れ隠し...！？」
『鬱さんも出禁にされたいの？セクハラで訴えるけど』
「やーん！そんな事言わんといてやぁ」
と、ガチ目の本音を告げてもなにか浮かれているので私は無視をし、帰ろうとした。
否、帰れなかった。何故なら鬱が
「はーいAちゃんは僕と一緒にvipルーム行こうなぁ」
そう言いながら私を強い力で引っ張ったから。それも強い力で。他の黒服も、キャバ嬢もこの鬱。という男の厄介さは知っているので誰も手を差し伸べてはくれなかった。
ショッピくんは助けてくれるかな、とも思ったが彼はその場で硬直していて全然助けてくれなかった。なんで？？
vipルーム。
vipルームとは、周りの席から様子が見えないよう、エリア内がカーテンで仕切られているので誰での嬢といちゃいちゃ出来るという部屋である。普段は限られた黒服でしか入れないのだがなんでここに私がいるのだろうか。
しかも、そこで私は何故、鬱に馬乗りされながら怪我をしたところの治療をしてもらっているのか。
『........治療してくれるのは嬉しいけど、馬乗りする必要ある？？』
「えー？照れるところ見たいからとかぁ？」
『..........はぁ。』
相変わらずこいつの私への依存度に呆れる。早くこいつから離れたい。一刻も早く。
などと愚痴などを考えていたら治療が終わった。とても丁寧に治療が施されていたのでこれは感謝しなければ。
『鬱ありがとう。丁寧にしてくれて助かった。........じゃ、』
「ええんよぉ。僕Aちゃんの事だぁいすきやから。、でも、こんなに丁寧にやったんやから、ちょおっとご褒美ほしいなぁ？」
あぁ、こいつが私に馬乗りしていたのはこの理由か。そういう鬱の顔は一番頬を紅潮していた。
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
