帰り道の話 ページ14
愛水side
仕事が終わって今お家に帰ってる途中で
いつもならぴぃと帰るんだけど今日は嶺亜と2人
嶺亜「愛水、こうやってさ2人で帰るの久しぶりじゃない？」
『そうだねー、もう何年も帰ってなかったもんね』
嶺亜「あ、あそこの公園寄ってこうよ」
『懐かし！』
嶺亜「よく慰めたわ」
『あのブランコね』
嶺亜「そうそう笑笑」
『嶺亜、』
嶺亜「ん？」
『いつもありがと』
嶺亜「何今更笑」
『なんでもない笑』
嶺亜「なんか飲む？」
『んー、アイスココア』
嶺亜「まだまだお子様だもんね」
『別に、コーヒーが飲めないからとかじゃないし』
嶺亜「はいはい笑」
『なんで嶺亜は私の事反対しなかったの？』
嶺亜「あの時から愛水は希望に満ち溢れた目をしてたから、そんな子の邪魔出来ないじゃん」
『嶺亜らしくないね笑』
嶺亜「何？笑」
『ふふっ笑』
嶺亜「愛水が頑張ってきてるのはずっと見てるし、誰よりも努力してるのわかってるから」
『私も嶺亜に負けないように頑張ろ』
嶺亜「俺にはまだまだ敵わないんじゃない？笑」
『もう！嶺亜嫌い！』
嶺亜「ごめんごめん笑頑張りすぎないでね」
『なんでよ笑』
嶺亜「だって俺、負けるの嫌いだもん笑」
『なにそれ、負けろよ笑』
嶺亜「ほら、帰ろ？」
『うん！』
小さい時、2人で歩いたこの帰り道、
建物は変わっちゃったけど、雰囲気はあの時のまま、
これも大事な嶺亜との思い出
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作者名：Mocodaina | 作成日時：2021年6月7日 22時
