Be with you・・・vol．３《masaki A》 (ページ7)

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７お揃いの・・・ページ7

夜景でも見るのかな・・・

千葉県と東京の堺にある

公園に着いた。

園内をしばらく歩くと

東京湾を挟んで

東京の夜景とディズニーランドの夜景が

とても綺麗だった。

雅紀は

私の腕にブレスレットをつけてくれた

どんな服にも合う

シンプルなデザインだけど

それはちゃんと主張してて

私の好きなデザインと色だった。

「オレにもつけて」

って彼は言って

腕を出した。

「お揃い？」

「そっ。お揃い・・

オレ、仕事のときもなるべく取らないから」

ずっとしていてくれるって言う気持ちが

嬉しくて

泣きそうになった。

雅紀は私を抱き寄せて言ったの

「これで、仕事中も一緒だよ。

これで

嵐のオレを見ても不安にならないよね？」

って・・・

私は

「うん。。。」

って答えた。

雅「今日のデートの感想は？」

「楽しかったよ。

それに

ありがと。

初めてのお揃いだね。

雅「ねっ。次は何をお揃いにしよっか？」

「雅紀って、お揃いが好きなの？」

雅「オレ達って、普通の人みたいに色んな所行ったり

できないじゃん。だからこういう風に思い出

作るしかないんだよね・・・」

って、寂しそうに言った。

「たくさん思い出作ろうね。。

次は・・・花火見に行きたいな。

連れて行ってくれる？」

雅「それいいね！！絶対連れて行く。

Aは浴衣でね。近場なら泊まりで行きたいな。」

「雅紀の好きな温泉付きでね。」

雅「うん。」

「で、今日はどっちの家に帰る？」

雅「俺んちにしよ。

今日、掃除してきたからさ。

一緒にお風呂入ろうね。」

って、私の顔を覗き込んで

言って

私の返事は聞かずに

手を引いて歩いた。

「雅紀・・私、返事してないよ」

雅「聞かなくてもわかるよ。

ＯＫでしょ？」

「うん。。」

って下を向いて答えた。

夜だから真っ赤な顔を

見られなくて良かった

雅「手・・熱いよ。恥ずかしいんでしょ？

そんな、可愛い事されると

オレ、我慢できなくなるよ・・」

って抱きしめられて

雅「すごいドキドキしてるね・・

外だけど・・いっか」

と言うと

私を抱きしめたまま

右人差し指でクイッと

私の顎を上に向けて

キスをしたの。

そういえば・・・

キスが好きな雅紀が今日は1度も

していなかったのは

外にいたからだったんだね。