１１病室（masaki） ページ11
今、マネージャーがAを迎えに行ってる。
もうすぐ来るかな…
あぁ…こんな姿、かっこわりーな…
髪もボサボサだし、
ヒゲもヤバいよ…
さっき弟きた時にやってもらえば良かった…
ドアがノックされて
マネージャーが入って来て
その後に
待ち人が来た…
マネージャーが病室を出ると
彼女は
オレの方に駆け寄って
「大丈夫？大した事なくて良かった」
って目に涙を浮べながらオレの髪を撫でた…
その目は
はじめはメガネで隠れていたから分からなかったけど
一晩中、泣き腫らした目とすぐに分かったよ。
ずっと心配してくれてたんだね…
左腕が使えないから
右腕で彼女を抱き寄せて
雅「A、心配かけてごめんね。いっぱい泣かせちゃったね」
と彼女の髪を撫でた。
「もぅ。すごい心配したんだよ。このまま会えなかったらどうしよって思った。」
雅「オレはAより先に死なないよ。」
「絶対？絶対だよ。」
Aはまるで子供みたいに言った。
本当は弱いんだよね…
雅「Aは泣き虫だなぁ。よしよし…」
オレは彼女が少しでも笑ってくれるかなとふざけてみた。
「もぅ。ばかぁ」
と笑った。
そして、
オレにキスをした。
自分から自分の意思でしてくれた初めてのキスは
すごく愛に溢れていたね。
Aの唇が離れた後
オレは
雅「そのつづきはまた、お預けだぁ」
と言うと
「ねぇ。お預けの期間が長ければ長い程さ、いいと思わない？」
ってAは言った
雅「それって、オレは期待しちゃっていいの？優しく出来ないかもよ」
もう、何日ガマンしてるんだよって思ってるから
本音を言った。
すると、Aは
「じゃ、今日はこれで我慢して…」
雅「？」
「雅紀…ちょっとじゃなくてもっとえっちなちゅーしよっか…」
と
彼女ははじめは唇。
次はこめかみ。
耳たぶを甘噛みして
首筋。
鎖骨。
最後に
唇。
ひとりで最後までやってくれるのかと
ドキドキした。
オレも
Aにお返しをした。
オレのキスが終わると
Aは
オレのおでこに自分のおでこを合わせて
「ねぇ。今日はこれで満足した？」
と意地悪そうに言った。
雅「満足した。Aのいい顔が見れたし。」
「もーー。そういう事言わないで」
って顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしてる
「自分からやったんじゃん、
Aってマジかわい」
最後にもう一度
ふつうのちゅーをした。
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moco(プロフ) - ゆうはさん» ゆうはさん、コメントありがとうございます。私の好きな雅紀の詰め合わせの作品です♪続きも頑張って書きたいと思います (2013年10月24日 22時) (
レス) id: afc533a8de (このIDを非表示/違反報告)
ゆうは(プロフ) - mocoさん、はじめまして。前作から一気に読ませていただきました。やさしくてかわいい雅紀がぎゅっとつまってますね♪主人公ちゃんと雅紀、このままラブラブで進んでほしいです。続き待ってますね！ (2013年10月24日 9時) (レス) id: 7a62809771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moco
| 作成日時：2013年10月17日 23時
