４６オレの部屋−２−（masaki） ページ26
優しいねって言って
手を握ってきた君。
顔は見えないけど
耳まで真っ赤だよ。
さっき、待つって決めたのに
君はそうやって
オレを誘う。
君の手を握り返して
指を絡めた。。。
キスしたいのに振り向いてくれないんだね。
でもね。
さっきから胸のドキドキがすごい伝わってるよ。
オレのキスを待ってるでしょ？
大好きだよって言って
左肩についた長い髪を右肩に寄せ
左の首筋にキスをした。
スイッチ入った？
俺の方に向かせて今度は正面から
抱きしめて
思いっきり甘えて
お願いする。
今度はなかなか乗ってくれないね。
まだ、迷ってるの？
だから、いきなりキスをした。
二人でおでこをくっつけて笑ったね。
それと同時にAさんのスイッチが入った。
「もっと、えっちなキスしよっか・・・」
そう言って、オレは君の唇を少しだけ開けてキスをした。
どの位の時間、してただろう。
さっきまで困った顔をした君が
大きい瞳の童顔な君が
今はこんなに色っぽい顔をしてる。
ごめん。我慢できない・・・
このまま押し倒そう。。。
そう決心したとき
君は唇を離して
「今日はここまでね。」
と言った。
残念すぎる。
でも、Aさんのスイッチが切れちゃた？
自分で切ったのかな・・・・
「約束だもんね」
と言って
「じゃさ。昔みたいにさ。一緒に寝よ」
だた、君の側にいたかった。
俺の服を貸して
パーカーだけでミニワンピースっぽくて
それでってお願いしたら
「嫌、短パンかして」
さっきまでの甘い時間は？
と、ちょっと萎えて・・・
風呂から上がった君を見て
懐かしい時間が蘇って来て
色んな話をしたね。
ショックだったのが
俺のこと細くてかわいそうって・・・
マジで男として見てくれてなかったんだな・・・と実感。
今は
えっちなちゅーができる素敵な大人になったと。。。
Aさんの方がよっぽどえっちな顔してましたけど？
って思ったけど黙っておいた(笑)
君は
我慢してね。って念を押されてAさんは眠りについた。。。
昔と違うのは
オレが君の身体を守るように抱きしめて寝た事。
君の寝顔を見ながら
オレが君を幸せにするよ
って誓った。
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作者名：moco
| 作成日時：2013年10月12日 23時
