３８翔くん ページ18
次のお題は
夏のデート服。
翔くんは基本はおしゃれでなのに
マネキンの時はちょっと攻めてしまって
ヘンテコなコーディネートになってしまう。
いつもの様に翔くんが自分で決めて来たコーディネートを見せて貰って
ちょっと私が手を加えて、
今度のコーディネートが決まった。
翔くんがズタズタに言われると私が言われてる気分になるから
翔くん頑張ってよ!！
翔くんから話を切り出してきた。
屋久島で相葉くんに会ったんだって？
最近の相葉くんのテンション異常だよ」
相葉くん、翔くんに話したんだ…
「どこまで知ってるの？」
翔「Aが相葉くんの事ちゃんと考えるって所まで。
で、どうするの。あの人本気だよ」
「正直に言うね。私は相葉くんに惹かれてるのは確か…
もっと相葉くんの事知りたいって思ってる。」
翔「マジか…でさ、ダイキさんの事は忘れられんの？」
「分かんない。でも相葉くんの事今は１番気になる。」
翔「Aも本気なんだ。」
「翔くん…」
翔「相葉くんに、絶対に俺とやった事言うなよ」
「言わないよ。ってか言えるわけない。」
翔「俺はさ。求められたからやっただけ。
あの日Aは俺を必要とした。
ダイキさんに似てる俺が欲しかった…そうだろ？」
「うん…………」
翔「じゃ、２人だけの秘密。」
ダイキが亡くなって1ヵ月がたった頃
いつのも打ち合わせの為に翔くんと会った。
そして、ダイキが亡くなった事を話した。
その時の私はまだダイキの死を受け入れてなくて
どうかしてた…
ダイキに似ている翔くんに
「翔くん…ダイキの代わりになって」
ってお願いをした。
翔くんは
「分かった」言って
自分のマンションに私を連れて行った
そして
一晩中、何度も翔くんはダイキの代わりになってくれたの。
私が求めるがままに…
その後、
翔くんと会って、あの日以来、翔くんとはそういう関係にはなってないけど
あの時の私は最低…だった
翔くんを利用した自分が今でも情けなくてとても後悔してる
翔「泣くなよ。相葉くんとはちゃんと好きになってからやれよ。」
翔くんはそっとハンカチを渡した。
「うん。」
翔「相葉くんなら大事にしてくれるって俺が保証する。
・・協力するから」
と言って帰ってしまった。
そっけない態度は翔くんの優しさなんだよね。
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作者名：moco
| 作成日時：2013年10月12日 23時
