大人になったキミと…２～masaki.A (ページ11)

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３１家路（masaki）ページ11

別々に店を出るつもりだったけど

Aさん、相当酔っててちゃんと歩けないから
店の人にタクシーを呼んでもらって一緒に帰ることにした。

帽子を深く被って、

メガネをして一応変装して

タクシーに乗った。

しばらくすると

肩が重い・・・・

Aさん寝てる！！！

どうする？

引っ越したって言ってたよな・・・

家知らないし、連れて帰る・・・か。

悲しいけど
さっきの熱いキスは憶えてないかも・・・

タクシーが着いて
寝ぼけてるAさんを歩かせて

部屋に入った。

ソファに座らせると
「ダイキごめんね。。。。」

寝言？寝ぼける？

Aさんはオレに抱きついて

「ねぇダイキ・・・ほかの人好きになってもいい？」

オレをダイキさんだと思ってる？

オレがダイキさんの立場だったらきっとこう言う

「いいよ・・・」って

そう言うと

「ダイキ・・・今までありがとね」

Aさんはそのままオレの胸の中で眠っていた。

夢を見てたのかな。
Aさんの本心を聞けたみたいで嬉しい気持ちになった。

Aさんをベットに運んで寝かせた。

顔に掛かる髪をかき分けて耳にかける

可愛い寝顔・・・

ちゅーしたい気持ちを堪えて
寝室をでた。

オレはソファで寝ることにした。