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episode 125 ページ6

お店を休んで二人で散々遊んだ。





買い物して

ご飯食べて

ふざけた事したり

ゲームセンターに行ってUFOキャッチャーで毒舌な事を言う熊のぬいぐるみを7千円位かけて取った。







あっという間に日は暮れてしまった。








暗くなる前に帰ろうと二人で海沿いを歩きながら帰る。









夕日が二人を照らしていて、まるで映画のワンシーンみたい。






臣くんは少し前を歩く。







鼻歌を歌いながら。








隆二くんにしろ、臣くんにしろプロ並みに歌がうまい。








「ねぇ、何か歌ってよ!」







くるっと振り返る臣くん。








臣「むちゃブリだな。笑」






「だってうまそうなんだもん!聞いてみたい。」







臣「うまそうなんだもん?お前、俺の歌聞いたら惚れ込んで後戻りできねーぞ。」








「あはは!!なにそれ!どんだけ自信満々なの!笑」









臣「その内歌ってやるよ。」








臣くんの横に並んで歩く。







手と手が少し触れて
妙に意識してしまう。









チラッと臣くんを見るとまっすぐと前を見たまま、至って普通。







(意識したのは自分だけか・・笑)









キュッ・・・。









右手を包み込まれる。









大きくて温かい。









パッと臣くんを見上げる。








目だけこちらを見て、私と目が合うと左口角だけを上げてフッと笑う。









(なんか私転がされてる?笑)









無言のまま家にたどり着いた。









でもその無言の間とても心地よくて、家に帰りたくなかったのに
そんな気持ちも和らいでいた。

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三代目fan(プロフ) - きっと前に進めるよ主人公ちゃん!!今は辛くて忘れられないかもしれないけど、隆二に恋してよかったって思う日か来るし、臣を好きになって幸せにになれる日がくるよ(*´▽`*) (2015年10月3日 10時) (レス) id: 18b0338ebf (このIDを非表示/違反報告)
三代目fan(プロフ) - 主人公ちゃんお疲れ!!今は諦められなくてもきっと前に進めれるよ(*´▽`*)頑張れ(笑) (2015年9月29日 0時) (レス) id: 18b0338ebf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月灯 | 作成日時:2015年9月19日 0時

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