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episode 124 ページ5

部屋でウジウジしているとコンコンとノックする音。









(もしかして隆二くん?)









気にかけてくれたのかも。








と少し期待をしながらドアを開けようとすると先にドアがあく。









臣「よっ。引きこもり。もぉみんな店だぞ。」









「・・・すぐ準備する。」







ドアを閉めようとすると中に入ってくる登坂広臣。







臣「今日どっか行こうぜ!」






にんまりと笑う臣くん。







「どっかって・・お店あるじゃん。」






臣「もぉこの時期ひまなんだよ!店閉めの準備とか、してくだけだし!俺とお前休みにしてもらったし。」






「・・・・・。」







今、私、ものすご情緒不安定。








臣くんの気遣いが心に染みて
やっと止まっていた涙が再び溢れ出る。








私の頭を優しく抱きながら臣くんの胸元へ埋もれる。







臣「今日で忘れろ。」







「そんな・・簡単に忘れられないしっ!」









臣「しょうがねぇなぁ!!!
俺が忘れさせてやるよ。」







「・・・またそんな事言って。からかわないで。」








臣「本気だよ。」









ギュッと包み込まれる体。







臣くんの体温が温かい。









微かに香る香水の香り。








なんて返事したらいいのか分からなくて黙り込んでしまう。









臣「色々考えなくていいよ。少しずつ忘れさせてやるから。
お前は絶対俺を好きになるよ。」









「ぷっ。何その自信満々なやつ!!」









臣「お前、俺を誰だと思ってんの?臣様だぞ?笑」









「はいはい。変態臣様だったね。」









「変態ではない。スケベだ。」









「一緒じゃん!!笑」








臣「変態とスケベを一緒にするな。」








こぉやって私を笑顔にしてくれる。









でも私の好きな人には涙流される事の方が多い。









臣君を好きにならたらいいのに。








少しの願望が私にうまれた。

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三代目fan(プロフ) - きっと前に進めるよ主人公ちゃん!!今は辛くて忘れられないかもしれないけど、隆二に恋してよかったって思う日か来るし、臣を好きになって幸せにになれる日がくるよ(*´▽`*) (2015年10月3日 10時) (レス) id: 18b0338ebf (このIDを非表示/違反報告)
三代目fan(プロフ) - 主人公ちゃんお疲れ!!今は諦められなくてもきっと前に進めれるよ(*´▽`*)頑張れ(笑) (2015年9月29日 0時) (レス) id: 18b0338ebf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月灯 | 作成日時:2015年9月19日 0時

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