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・距離 ページ10

白濱「どぉ?1日目の仕事場は。」









白濱さんと昼休憩にやってきたお洒落なカフェ。









「まぁー慣れるのに必死というか・・朝から落ち込む事あったし。」









白濱「玲於?」









「なんで分かるの?!」









白濱「新しい人入るとさ、大抵佐野さんが怖くて。とか佐野さんとどう接していいのか分からなくて。とかで悩む人多いんだよ。」









「そうなんだ・・・。」











白濱「良い奴なんだけどなぁ・・。」









「私の場合、昨日の酔っ払ったまま初めましての挨拶しちゃったから・・そのことで言われただけだから正当だし。私の場合は言われて良かったし反省してます。って感じなんだけどね。」









白濱「なるほどねー。あいつ、根がクソ真面目だからさ。真っ直ぐだし。熱い男だからね。常識とか筋が通ってない事とか知らん振りできないんだよね。」









「でもそれって凄いですよね。見て見ぬ振りする人が多いと思う。」









白濱「まぁね。ただなー・・玲於の場合は言葉がさ、こう 冷たいというかね。オブラートに包まないからさ。人間関係ややこしくさせちゃうんだよなー。」









「それで間に入るのは白濱さんなんだ?笑」









白濱「そう!!!!いっっつも俺!!!間に挟まれるのが1番キツいんだよー。笑」









「白濱さんコミュニケーション取るのうまいもんね。私だってもぉ心開いてるし。」









白濱「え?そうなの?心開いてくれてんの?」









身を乗り出して嬉しそう。









白濱さんイケメンなのに彼女とかいないのかな?









「白濱さん、人の心に入るの上手いと思う。笑」









白濱「そぉ?笑 Aさんに言われると嬉しいなー!」









「それに比べて・・佐野さんにはかなり距離取られちゃったなぁ・・挽回しなきゃ!!!」









白濱「近いうち玲於と飯でも食う?」









「うん・・・そうだね!少しでも距離縮めないと。今から関わる事ドンドン増えるし。お願いします!!」









白濱「じゃあ玲於に予定聞いとくわ。」









そう言って佐野さんに連絡をする白濱さん。









こっちへ来る前に
九州男児がどーのこーの言ってたけど。




それどころじゃないな・・・

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作者名:ともみ | 作成日時:2018年6月11日 22時

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