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「ただいまーーーー」
と言ったところで返事はない。
一人暮らしだし。
そのままお風呂へ直行して晩御飯を食べる。
作る気にはなれないからスーパーのお惣菜とビール。
テレビをつけて携帯片手に今日の仕事の整理。
明日のお得意様ってどんな人だろ。
硬い人じゃないとはいえ粗相のないようにしないとなぁ・・・。
まぁでもチーフも居るし。
なんとかなる!
携帯を見ていると着信が鳴った。
久しぶりの相手からだ。
「はーい!」
優「どぉ?最近。」
「どーもこーも。毎日必死だよー。優はぁ?」
優は高校からの友達で
この春から美容室で勤務している。
優「地獄だよ・・・」
「社会って厳しいよねー。」
優「本当それ。想像とはかけ離れた肉体労働だったわー。」
それから小一時間仕事の話しをして
久しぶりに今週末にご飯に行く約束をした。
話したら少しスッキリした私は
明日の為に早々と寝床についた。
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作者名:月灯 | 作成日時:2018年4月12日 19時