１７０歩 ページ23
………いや、ナシだろっ！！
それは、さすがに、かっちゃんが可哀想だし、私も、まだ覚悟ができてないだけで、いつかは、最後まで、ちゃんとしたいしなっ！！
『いや、そんなつもりなかったけど…そんな、触ったこともないし、どーしたらいいか分かんなかったんだよ……』
爆「ハァー、わーった、じゃあ、俺が教えてやっから」
その後、めちゃくちゃレクチャーされた………………
そして、かっちゃんのフィニッシュまで付き合わされた…………………(白目)
触ってる途中で、かっちゃんの「んっ」とか「はぁ」とか「きもち…」とか「もっと…」とか「A、そこ…」とか言う声を耳元で聞かされ続けた私は……倒れそうだった
それと、最後に「やれば出来んじゃねぇか」って言われ、私は、なんか無性に腹が立って、コイツ、殴ったろかっ！！って思いました
『ハァー、なんか、とてつもなく疲れた…もう、眠い……』
私は、ベッドにゴロッと横になり、目を瞑った
爆「A、ほら、ちゃんと中入れ」
かっちゃんは、自分が出したものの後始末を終えたのか、私の傍に来て、頭を優しく撫でてくれる
『んー』
目を瞑ったまま返事してノロノロと起き上がり、かっちゃんの声がした方に腕をのばす
『かっちゃん、だっこ』
爆「しゃーねぇなぁ、ほら、抱っこしてやっから、ちゃんと掴まれ」
私は、さらに近付いてくれた、かっちゃんの首に腕を回して、ギュッと抱きつく
かっちゃんは、私が抱きついたのを合図に、お尻の下に片腕を回して、持ち上げる
そのまま、お布団の中に入って、私は、かっちゃんの首に回していた腕を外す
爆「ほら、A、いつもんとこ来い」
私は、いつもの定位置だった所に体を動かし、目の前にあるであろう、かっちゃんの胸に、スリスリして、顔を埋める
『かっちゃんの肌、スベスベ…それに、かっちゃん、いー匂い…』
爆「そーかよ、んなことより、はよ寝ろ」
かっちゃんが、軽く抱きしめてくれる
『ん、かっちゃん…』
爆「なんだよ」
『誕生日…おめでとう…大好きだよ』
爆「おー、それ、もう、聞いたけどな
……俺も好きだ、A」
かっちゃんは、そー言って、頭に、ちゅーしてくれた
『ふふっ…嬉しぃー、もっかい、言って？』
私は、眠くて開かない目をそのままに、緩くヘラっと笑う
爆「また、今度な…」
かっちゃんの少し照れてる声が聞こえた
『ふふっ、約束ね』
爆「ん」
私は、そのまま、眠りに落ちた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 464人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
螢(プロフ) - 素敵なお話を書いてくれて、綺麗に完結してくれて、本当にありがとうございました。凄く好きです、愛と幸せさが伝わってくる。かっちゃんを益々好きになる、本当に感謝します！もし今でも物語を書いて続けているならいいな、好きです作者さん！もっともっと読みたいです (2月27日 11時) (
レス) id: 1405bc5703 (このIDを非表示/違反報告)
もも太(プロフ) - 茄子さん» コメント、ありがとうございます！テスト期間中に、こんな無駄に長いのを読んでいただけるなんて…いや、もう、ほんと、ありがとうございます！！楽しい、面白いと言っていただけで嬉しすぎます！ほんと、感謝です！ (2021年5月22日 9時) (レス) id: 0acbce3f20 (このIDを非表示/違反報告)
茄子(プロフ) - 完結おめでとうございます！楽しませて頂きました！！面白くて面白くて……テスト期間なのに一日で読み切っちゃいました笑 何回も読み返してウハウハしようと思ってます笑 お疲れ様でした!! (2021年5月21日 21時) (レス) id: 8a0696ac4e (このIDを非表示/違反報告)
もも太(プロフ) - なみ太郎さん» コメント、ありがとうございます！ほんとに嬉しいです！！相澤先生かぁ〜書けるか不安ですが、なんか話、思い付いたら挑戦してみるのもアリかもしれませんね！笑 応援、ありがとうございます！ (2021年1月11日 2時) (レス) id: 3df494323c (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - やばいです！めっちゃ面白かったし感動したし、照れもしたし！番外編も次の作品も頑張ってください！今度は相澤先生のとの先生×生徒のお話がいいなぁって笑笑いつまでも応援してます！ (2021年1月11日 1時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも太 | 作成日時：2020年12月28日 14時
