３７歩 ページ37
私は、欲望に従い、かっちゃんの背中に抱きついた！
爆「ばっ、バカ！危ねぇだろーがっ！！」
『かっちゃん…仲直りしたんだよね？』
爆「さっき、デコに、ちゅーしてやったろーが
なんなら、違うとこにもしてやろーか」
かっちゃんの声が、意地悪な時の感じがしたから、急いではなれる
顔は見てないがニヤニヤしていたに違いない！
『いや、大丈夫です』
すぐさまキッチンから、リビングのソファーに避難した
かっちゃんは、両手にマグカップを持って、すぐにキッチンから出てきた
私の前まで来ると持っているマグカップの１つを私に差し出した
爆「ん」
『ありがとう』
お礼を言って受けとる
いつも、私に作ってくれるココアだった
『美味しい…』
爆「そーかよ」
かっちゃんは、そう言ってソファーに座った
沈黙が続いて、聞こえる音は少し動いたときの衣擦れの小さな音と自分の少し早い心音だけ
きっ、気まずい！！！
ソファーに座る、お互いの微妙な距離にも耐えられない！
近すぎず、かといって遠すぎず…
触れようと思えば直ぐに手が触れてしまう距離…
いや、これ、無理！！
耐えられんっ！！
『かっちゃん、あの、寝ないの？』
爆「…寝ていーんかよ」
いや、むしろ寝てくれてて、よかったよ！！
そしたら、こんな状況になってなかったじゃん！！
ココア美味しかったけどもっ！！
『いいもなにも、かっちゃん、仕事明けなんだから、寝なよ！』
爆「わーった」
かっちゃんは立ち上がり、私の前に立つと私からマグカップを奪ってローテーブルに置いた
それから、私を立たせ、肩に担いで寝室に向かう
なっ、何？！
なんで､担がれてるの？！
『あ、あのーかっちゃん？私はなんで担がれてるの…？』
爆「逃げるから」
逃げるって…私は、この気まずい状況から逃げ出したいんだよ！！
『かっちゃん、私は、リビングに居たいなぁーなんて…ハハハ…』
爆「却下」
えぇーーー、てか、運ぶなら憧れのお姫様抱っこだろ！！
いや、別に今、してほしかった訳じゃないけど…
そんなことをしてると、直ぐに寝室について、かっちゃんは、布団をめくりそこに私を降ろす
すぐに私の横に入って、布団を掛けられて、抱きしめられた
『かっ、かっちゃん！』
顔が真っ赤になって、焦る
爆「そんな焦んな、今は、なんもしねぇよ」
…今は、ってなんだーーーー！！！
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もも太(プロフ) - おにぎり同好会委員長。さん» コメント、ありがとうございます！ありきたりな展開だったかなと悩むこともあったので、そう言って頂けて本当に嬉しいです！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年11月25日 19時) (
レス) id: d0af93f58f (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり同好会委員長。(プロフ) - そう来たか…っていう展開がたくさん合って面白いです！更新頑張ってください！ (2020年11月25日 17時) (レス) id: dc031adfd4 (このIDを非表示/違反報告)
もも太(プロフ) - なみ太郎さん» コメント、ありがとうございます！すごく励みになります！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年11月25日 4時) (レス) id: 9969a400b1 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年11月25日 2時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも太 | 作成日時：2020年11月14日 14時
