３１歩 ページ31
かっちゃんの寝室に向かうと、扉が少し開いていた
『…』
かっちゃん、こうなること分かってたんだ！！
かっちゃん、私より私のこと分かってるな！
ウケる！！
私は、少し笑いながら寝室に入った
『では、失礼しまーす…』
一応、このベッドの持ち主に一言いれてから、ベッドに潜り込んだ
本人いないけど！
ベッドに入ると、かっちゃんの匂いに包まれた
なんか、少しだけ安心した
そーいえば、まだ猫になってないな！！
猫じゃない状態で、かっちゃんのベッドに潜り込んで眠りにつくのは、初めてだな！！
そう考えると、少しドキドキした
…本人いないけど！
いや、むしろ本人いないのに忍び込む方がヤバいな！
なんか、より危ないヤツだ！
そこまで考えて、凹んだ…
まあ、今さらか！！
人間、開き直るのも大事だしな！！
なんか、変なテンションで、ここぞとばかりに、かっちゃんのお布団の匂いを、スーッと深呼吸して嗅いどいた！！
やっぱ、いい匂いだな！！
女の私より、いい匂いってのは、腹立つけど！
でも、すごく落ち着く…
そんなことを考えながら、私は眠りに落ちていった
「…A」
私の名前を呼ばれ、私は目を覚ました
ゆっくり目を開けると…そこには、かっちゃんがいた
『…かっちゃん、おはよ…』
まだ、眠い…
かっちゃんがいる…
私は、すぐ近くにいる、かっちゃんの手を掴んで引っ張った
爆「お、おい！」
なんか、かっちゃん焦ってる…ウケる…
そう、私は、この時…寝惚けていた
爆「ハァー、そんなことしてっと、襲っちまうぞ」
…………そう、この時、漸く完璧に目が覚めた！！
『！？』
目を見開いて、かっちゃんを見た
爆「目ェ覚めたか
で、なんでAチャンは俺のベッドで寝てんだぁ」
めっちゃ意地悪な顔してるんですけど！！
『えっとー、あっ、これは…』
めちゃくちゃ目が泳ぐ
爆「ぷっ、目泳ぎすぎだろ」
『えへへ』
爆「笑って誤魔化せねぇぞ」
かっちゃんは、ニヤニヤしながら、ベッドに腰かけて私のほっぺを撫でてきた
ち…近い！！
かっちゃん、絶対、楽しんでる！！
焦りまくってる私を見て、からかってんなっ！！
『あっ、あの、これは、昨日、寝れなくて、かっちゃんのベッドなら、寝れるかなって思って！！』
爆「よかったな、よく寝れたみてぇで」
『うん！！
かっちゃんの匂い嗅いだら、いつの間にか寝て…た…』
途中で自分の失言に気付いた…
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もも太(プロフ) - おにぎり同好会委員長。さん» コメント、ありがとうございます！ありきたりな展開だったかなと悩むこともあったので、そう言って頂けて本当に嬉しいです！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年11月25日 19時) (
レス) id: d0af93f58f (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり同好会委員長。(プロフ) - そう来たか…っていう展開がたくさん合って面白いです！更新頑張ってください！ (2020年11月25日 17時) (レス) id: dc031adfd4 (このIDを非表示/違反報告)
もも太(プロフ) - なみ太郎さん» コメント、ありがとうございます！すごく励みになります！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年11月25日 4時) (レス) id: 9969a400b1 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年11月25日 2時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも太 | 作成日時：2020年11月14日 14時
