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4日目。
練習試合が休憩タイムとなり、私は涼みに体育館の外へ出る。
少しドアから離れたところに腰掛けていると、足音がした。
「 …チョット、なんで王様もこっちくんの 」
「 あ？お前がついてきてんだろ 」
「 は？僕の方が明らかに前にいるデショ。
バカなの？…あぁ、バカか 」
「 んだとテメェ 」
そんな声と共に。
そちらを見ると、影山君と月島君だった。
どうやら2人は私がいることに気付いていないらしい。
……にしても、仲悪すぎない？
『 ……。 』
私はここに居ていいのか分からなかったが、今下手に動くのも嫌なのでじっとそのまま座っていた。
「「 …あ。 」」
当然、気付かれた。
「 音駒の… 」
影山君が口を開く。
『 赤葦です 』
名前がわからなそうだったので、名乗っておく。
「 …(…赤葦…？) 」
月島君が不思議そうな顔をする。
あぁそうか、あの時は苗字は言ってなかったな。
「 赤葦…さん。俺は、 」
『 影山君でしょ 』
名乗ろうとした彼に被せる。
「 …知ってるのか 」
『 うん、日向君に聞いた 』
「 …そうか 」
そう言った彼は何故か嬉しそうな顔をしていた。
「 …最初、目付きの鋭い人って言われてたケドね 」
『 …まぁ事実だし 』
「 …そんなに鋭いか？ 」
『 それはもう刃のように 』
「 …君、結構言うよね 」
と言いながら笑ってる月島君も大概だと思う。
・
それから休憩タイムが終わり、私達は練習を再開した。
私は今日も、練習試合の記録をする係だ。
コートの横で、試合を見る。
「 たらこさん頑張れー 」
ぼーっと突っ立ってるのもあれなので、声援をおくる。
・
「 ぶひゃっひゃ、たらこさんて、、 」
「 おぉ、Aが応援してる。偉いな 」
「 夜久さんに褒められてる…!いいな〜A 」
「 リエーフはもっと褒められる努力をした方が良い 」
「 うっ… 」
・
私は普段、声掛けをするのは苦手だ。
声を張り上げることがどうもできない。
そんな私に、合宿行きのバスで黒尾さんが言った。
「 この合宿で応援したら研磨の寝顔写真。しなかったら俺がウザ絡みしてあげる 」、と。
します。私は即答した。
そんなわけで、私はこの合宿で声援を贈りまくっている。
だがやはり、声量はあまりでなかった。
・
・
全体練習が終わり、夕飯の時間になる。
先輩に部員を呼ぶように頼まれ、学校を周る。
次は…
第3体育館か。
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月23日 21時) (
レス) @page47 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
いぬ。(プロフ) - みくさん» はじめまして！コメントありがとうございます☺️実は私も最推しが稲荷崎なので今後登場させたいなと思っていたので嬉しいです！頑張りますので楽しみにしていてください！💪 (1月4日 0時) (レス) id: 78842f5f3b (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - コメント失礼します。めっちゃおもしろいです！あと個人的に北さんが好きなので絡ませてほしいです。いや全然絡ませなくても大丈夫なんですけど見てみたいなと思ったので。すみません口出しなんてして💦 (1月3日 23時) (レス) @page40 id: 2da07fc9ec (このIDを非表示/違反報告)
るぴ - イラストもお話も好き過ぎます！更新頑張ってください！応援してます…！！ (2022年8月7日 5時) (レス) @page32 id: 6199d7d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - く･･･！なんだこの神作品は！？更新頑張ってください (2022年8月5日 4時) (レス) @page32 id: 4b5b41fa15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いぬ。 | 作成日時：2018年9月17日 22時
