静か36% ページ7
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黙々と、スポドリを作る
そして、タオルを人数分準備する
この仕事
久しぶりだなぁ…
忙しいけど やりがいがある。
自分が選手として出るのも好きだけど、
こういう裏方の仕事も嫌いじゃない。
こういうサポートにどれだけ選手が支えられてるのか、私は知っている。
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ようやく完成した。
ここまでは良い。ここまでの仕事なら死ぬまでやれと言われてもやっていける。(死ぬまでは言い過ぎたかも)
問題はここからだ。
私は深呼吸をする。
大丈夫。
皆、悪い人じゃないのはわかってる。
大丈夫。これから付き合っていく人達なんだから、慣れなきゃ。
目を閉じる。
よし。
つくづく思う。
部員にスポドリを渡すだけでこんなに緊張しているマネージャーなんて他にいないのではなかろうか…
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私は昨日、考えた。
今まで 高校の部活動で、陸上部で教わったこと。
マネージャーの仕事の重要性。
よく考えると
｢喋らない子、嫌い｣
そう言われたのも無理もなく、確かに私はほとんど喋っていなかった。
選手への声かけ。そこまで含めて、マネージャーの仕事なのだ。
何か、言わなくちゃ。
自然な笑顔で___
__大丈夫、私ならできる__
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｢…。｣
…。
なぜだ。どうしてだ。
よりによってこの人がトップバッターとは。
向かった先にはまさにその人がいた。
及川徹。
くっ…一番難易度が高い人が……
初回からラスボス的な？
そう
スポドリとタオルを両手に涙ぐみながら立ち止まっていると
｢…？｣
その人が訝しげに私を見たので
はっと我に返った。
もういい、腹をくくってやる！
行けっ自分!
いくんだ!
『あっえっと及川徹しぇんぱいお疲れ様で御座いましたスポドリとタオルをどうじょ!』
｢…え"っ!…あっ、あぁ、ありがとう｣
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や っ て し ま っ た
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｢え、ちょ、国見。涼瀬さん隅っこできのこ生やしてるけど大丈夫かな!？｣
｢…え？………ﾌｯ… 俺に聞かないで｣
｢国見今ちょっと笑っただろ｣
｢…笑ってないし｣
｢笑ったな｣
｢笑ってない｣
｢涼瀬さんに言ってやろ｣
｢言ってみろよ｣
｢っ…(こいつ…言えるもんなら言ってみろ的な顔を…!…｣
なんていう会話が遠くで聞こえた
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水無月のぞみ - 正直泣きました。 (7月13日 17時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
N.I(プロフ) - 更新まだですか？めっちゃ楽しみなんです！いつまでも待ってますので頑張ってください！ (2019年4月14日 13時) (レス) id: 1f9da45f47 (このIDを非表示/違反報告)
時(プロフ) - こう新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月29日 15時) (レス) id: f52e4b0086 (このIDを非表示/違反報告)
純 - 4ページ目の黒尾のセリフ、心外が侵害になってますよ。 お話、面白いです！更新、頑張ってください！ (2018年8月22日 4時) (レス) id: 8c64a29224 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇる(プロフ) - 無気力組(赤葦さん国見月島くん研磨)とおかん組(岩泉先輩夜久さんスガさん赤葦さん)絡んでほしいです…。合宿とかで (2018年8月21日 0時) (レス) id: 56ccb1ebb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いぬじゅん | 作成日時：2016年6月30日 19時
