静か33% ページ4
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キーンコーンカーンコーン
授業が終わった。
そして、私の心臓は破裂しそうなほど活発に働いていた。
『はぁぁ…』
そして耐えきれなくてさとちゃんの前で声を漏らす。
「ああ、今日からマネージャーだったっけ？」
『そう…』
「あ〜、陸上部、Aいないのかぁ。寂しくなりますねぇ…」
そう、私は今日から陸上部ではなくなったのだ。
青葉城西高校排球部、マネージャー。
『あああ…走りたい…』
「ふふっ、いいじゃん、走りたくなったらいつでもおいでよ！」
『うん、そうする』
「…まぁ、マネージャー頑張ってよ。応援してる」
『ありがとうさとちゃん…』
じゃあ私部活いかなきゃだから、
そう言って教室を出ていったと思ったら、気づけばもう私と国見君しかいなくなっていた。
ん？国見君？
あれ？部活は？
「涼瀬さん、部活行こう」
待っててくれたのかな？
『うん』
私は急いで支度し、国見君の後に続いて教室をでた。
・
体育館へと向かう。
隣の国見君をちらっと盗み見る。
スマホを見ながら、授業中のように気だるげに歩いていた。
こんな時も国見君らしい、と思った。
国見君、こんなにゆっくりしててもいいのかな？
今の時間、もう部活始まってるよね？
って、
私もか。
やる気の無いやつだ、とか思われてそう。
でも実際やる気で有り余る、という感じではない。
・
体育館に着くと、
「じゃあ、俺部室行って着替えてくるから。監督に遅れるって言っといてくれる？」
そう言って部室へ行ってしまった。
ここまで一緒に来た意味は何だったんだろうとか思いながら体育館のドアを開けた。
キュッキュッ
シューズが床にこすれる音。
バンッ
ボールが床を跳ねる音。
一ヶ月前、少しだけ聞いたことがある音。
案の定、練習は始まっていた。
・
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ホームレス系女子。
よろしければ見てみてください|'ヮ')
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水無月のぞみ - 正直泣きました。 (7月13日 17時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
N.I(プロフ) - 更新まだですか？めっちゃ楽しみなんです！いつまでも待ってますので頑張ってください！ (2019年4月14日 13時) (レス) id: 1f9da45f47 (このIDを非表示/違反報告)
時(プロフ) - こう新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月29日 15時) (レス) id: f52e4b0086 (このIDを非表示/違反報告)
純 - 4ページ目の黒尾のセリフ、心外が侵害になってますよ。 お話、面白いです！更新、頑張ってください！ (2018年8月22日 4時) (レス) id: 8c64a29224 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇる(プロフ) - 無気力組(赤葦さん国見月島くん研磨)とおかん組(岩泉先輩夜久さんスガさん赤葦さん)絡んでほしいです…。合宿とかで (2018年8月21日 0時) (レス) id: 56ccb1ebb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いぬじゅん | 作成日時：2016年6月30日 19時
