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本当に俺のために予定を開けてくれたんだという驚きと、最推しに自分からLINEをするという緊張でソワソワしてきた
『よし、送るぞ…』
A突然すみません、この間はありがとうございました!それでなんですけど(talk:#85E249)
なつめもちろん!!多分一緒に買いに行ったほうがいいから今度の土日とかどうですか?
Aじゃあ日曜はどうでしょう?
なつめ了解!もしかしたら誰かついてくるかもやけど気にしないでー
ん?最後に問題発言かましてきたな
まあ俺の推しが言う人だし悪い人ではない、はずだ
それにしても推しと出かけることになるだなんて2ヶ月前は思ってもいなかった
青い鳥を始めた事が良かったのか悪かったのかはまだわからないけど、とりあえず今の俺の話を誰かに聞いてほしい
A陸ー、今家行っても大丈夫?
七森さところいるけどAがいいなら!
前に一緒に遊んだし、大丈夫…なはず
久しぶりだからちょっと緊張するけど
急いで支度をして家を出た
.
ガチャリと重厚感のあるドアが開くと、キョトン顔の里見とニヤニヤ顔の陸、その奥には薫が驚いた顔でこちらを見ていた
『お、じゃまします…』
な「いらっしゃい!なんか久しぶり」
さ「えっなーくん知ってたの?」
こ「ちょっと!Aが来るなんて聞いてないよ!!」
この様子だと俺が来ること知らされてなかった…?
『邪魔してごめん、俺帰るよ』
こ「え!いやそういうことじゃなくて…」
な「あははは、凄い慌てようだね。Aも帰らなくていいよ、あがって!」
家主がそう言うなら、と俺も靴を脱いであがらせてもらった
俺がリビングへ向かう途中もずっと薫と里見はどうする?どうする?とヒソヒソしていて、本当に邪魔だったんじゃないかと悪い想像が頭から離れない
『…え?』
リビングのドアを開けると途端に聞こえて来たのは俺の声。
ソファの前のテーブルには3人のものらしいスマホが置かれていて、どれも俺に関するページが開かれていた
『え…と、これは?』
な「今度配信するでしょ?だからその前にやなについて3人で語り合ってたんだよ」
どういうこと?
聞いてもらいたい話も全部頭から飛んでいってしまって、俺の頭にははてなマークしか残っていなかった
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mochi(プロフ) - 蒼央@そうさん» ありがとうございます!!!凄く励みになります (2020年11月8日 9時) (レス) id: 17f0603c12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼央@そう(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってくださいι(`・-・´)/ (2020年11月7日 21時) (レス) id: 05e3395a04 (このIDを非表示/違反報告)
mochi(プロフ) - HIRUさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2020年10月31日 8時) (レス) id: 17f0603c12 (このIDを非表示/違反報告)
HIRU - おもしろいです! 続き楽しみですヾ(*ゝω・*)ノ (2020年10月31日 6時) (レス) id: 6ff52c0009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちもちの目 | 作成日時:2020年10月10日 0時