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『黙っててごめん。改めまして、歌い手のやなこと高宮Aです。』
混乱しているのか、さっき声を発した状態から動かない七森くん
大丈夫かな？
流石にいきなりすぎた？？
いや、でも話さないと話し進められないし…
な「…ほんとに？」
ようやく口を開く七森くん。
そりゃそうか、前から俺にやなが好きって言ってたし揶揄われてると思われても仕方ない
俺はすぐに青い鳥の自分のページを見せる
『うん、これで信じてくれるかな？』
な「え、ほんとだ…てことは…ええ！？！？」
『っ…！大丈夫？』
今まで聴いたことないくらいの大声をいきなり出されて驚く
な「あ、ごっごめんA…じゃなくてやなさん！俺、ファンです！！握手！してください」
突然立ち上がり、こちらに身を乗り出してくる七森くんに動揺しながらもなんとか握手を交わす。
よかった、どうやら失望されたりしたわけではないようだ
もしかしたら、こんなやつに憧れてたなんてとガッカリされるかもしれないと思っていたけどそれはどうやら杞憂に終わったようだ
な「やっば、まじか…」
七森くんは声はもう落ち着いているが、先ほど握手した手を見つめながら、未だ興奮冷めやらぬといった雰囲気だ
『あのー、七森くん？』
な「あ！ごめん！ちょっと話の腰を折って悪いんだけどさ、俺の話したいことってのも歌い手関連なんだ。」
『？どういうこと？？』
俺が聞くと、少し真剣な表情になって座りなおす七森くん。
さっきまでとはガラッと雰囲気が変わるその目に見つめられ、少しドギマギしてしまう
な「改めて、俺すとろべりーぷりんすっていうグループでリーダーやってます。ななもり。って言います」
…ん？
『え？えぇぇ！？ほんとに？』
動揺する俺を見ておもむろにスマホをいじりだす自称ななもり。さん
すると俺のスマホがブブッと動く
な「見てみて」
そう言われてスマホを開くと一件のDMが来ていて、送り主は…
ななもり@ほんとうに
まじですか
ということは、俺いよいよ真剣に七森くんから離れないとまずいんじゃない？
不安どころじゃないって、やばいよ。
隠してたこと怒ってるかもしれないし、それ以前に何か失礼なことを…
な「A？大丈夫？」
声をかけられて冷静になる。一度深呼吸して…
今一番失礼なのはこの場で何も言わず帰ること。
だから今は嫌われてる問題はあとにして今話すべきことを話さないと
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mochi(プロフ) - 蒼央@そうさん» ありがとうございます！！！凄く励みになります (2020年11月8日 9時) (
レス) id: 17f0603c12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼央@そう(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってくださいι(｀･-･´)/ (2020年11月7日 21時) (レス) id: 05e3395a04 (このIDを非表示/違反報告)
mochi(プロフ) - ＨＩＲＵさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年10月31日 8時) (レス) id: 17f0603c12 (このIDを非表示/違反報告)
ＨＩＲＵ - おもしろいです! 続き楽しみですヾ(*ゝω・*)ﾉ (2020年10月31日 6時) (レス) id: 6ff52c0009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちの目 | 作成日時：2020年10月10日 0時
