愛されちゃってくださいな２/男主/歌い手/BL

その後 ページ10

あれからも俺たちは変わらず集まって配信したり、歌みた動画を出したり、たまにどっか出掛けたりと一見これと言って変わったことはないように見える。だが、確かに変わったこととといえば俺が進級したこととチャンネル登録者数が90万人突破したことと

ｷﾞｭｯ

『うぇ”？』

さ「Aいい匂いやなぁ」

これ。前よりも一段とわかりやすく好意を示してくるようになったことだ
前までの俺的には十分お腹いっぱいで、こんなイケメンに囲まれて、しかも推しで…そんなん俺の今まで読んできた少女漫画ですらなかった展開で、驚きと恥ずかしさと嬉しさがあり複雑な感情だ。

『急に抱きつくのやめてって言ったじゃん。変な声出たし』

さ「えー？嫌や」

そんなイケボと天使スマイル全力でしなくても十分です。はい。

ま「あ！さかたんずるい！！！！！」

うわっこの高音は真冬か！抱きつかれてて身動きできないし声で判断するしかないなこれは

ま「僕も後でハグさせてよ！」

『はーい、後でね。ということで俺は寝ます。悠離して』

さ「え！嫌やわ！」

そ「えーA寝るの？」

『彼方もいたんだ。うん、なんか今日眠いんだよﾌﾜｧ…ね』

やばい、瞼が重い…でもこんな体制で寝たら俺の寝顔と昨日寝違えかけた首が危機にさらされてしまう。どうにかしないと

う「俺らもいるよ、てか千羅以外全員。千羅も後で来るし」

し「せっかく来たのにー」

『眠いのは…しょうがないじゃん……』

あ「遊ぼうよー！ねー」

『んん、起きたらなんでも…する、から』

寝ぼけ眼でそう答えると、みんなが一瞬止まったと思ったらふわっと体が宙に浮く

『え？ゆ、悠？』

さ「んー？Aは今のうちにいっぱい寝て体力つけとき」

そんなにゲームするつもりなのか？まあいいや、それよりなにより俺は早く寝たいんだ。
起きたら、みんなと…

う「寝たな」

あ「うん。起きたらどうなるかわかってるのかな」

そ「ゲームするんだと思ってそう」

し「はは、確かに笑」

ま「とりあえず千羅くんが来るまでゲームしとこっか」

．

セ「おじゃましまーす…あれ？Aは？」

う「寝てる」

セ「えー？折角頑張って仕事終わらせてきたのに…まあ明日は一日休みやから遊べるけど」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

し「起きたら何でもしてくれるらしいで」

セ「！！…へえ？」ﾆﾔﾘ

そ「ははっ悪い顔笑」

セ「彼方さんこそ笑」







覚悟しといてね？

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