愛されちゃってくださいな２/男主/歌い手/BL

クッキー ページ3

次に出す動画の編集していたら八時半になっていた。
お風呂入って…いや、その前にお腹が空いたな
『なんか腹にたまるやつ…』
そう思いテーブルの上を見ると、今日美波さんからもらったクッキーが置いてあった。
腹にたまるかは別としてとりあえず食べとこう
ｻｸｻｸ…
んー、美味しいんだけどなんか変な味がするような…まあいっか。とりあえず全部食べてしまおう。

よし、ある程度腹にはたまったかな。風呂入ろーって…え？
廊下がゆがんでる…

ﾄﾞｻｯ

坂田side

最近Aからの返信が遅い。
多分俺らが連絡しすぎて通知切ってるんやと思うんやけど、いつもその日のうちには返ってきてた返信が朝になっても帰ってこない。

坂田みんなAからLINEの返事来てる?

うらたぬき俺は返ってきてないけど…

天月僕も!昨日の九時前くらいに送ったLINEが既読もついてない

まふまふ僕もなんですけど…なんか嫌な予感がしますね。いつもならその日のうちには返ってきてるのに

坂田俺心配やからAの家見に行ってくるわ。今日大学やったらそのまま帰るし

まふまふ僕も行きます!

天月僕も心配だから行きたい!

うらたぬき俺と志麻と千羅は無理っぽい。お前らに任せる

そらる俺も今日は無理。でもなんかあったら言って。すぐ行けるようにはしとく

坂田了解!じゃあまふとあまちゅと俺は今から直でAの家な

ほんまになんもないといいんやけど…


天月side

LINEを閉じてからすぐに支度をし、家を出る。
僕の家からAの家までは二駅だからすぐに着いたんだけど

？？？「…くん……よ？」

中から女の人の声がする。それとうめき声(？)みたいなのが
え、これってヤバイやつ？とか焦っているとさかたんとまふも合流した。

ま「え、これってAが言ってた大学の人かな？」ﾎﾞｿｯ

さ「でもうめき声みたいなんが…(「…ｓけて！助けて！！！」」

遠慮なしに僕らはドアに体当たりした。
そして部屋の中へ入ると、下着姿の女と手足を縛られているAの姿が

？？？「誰よあんたたち！！」

鬼の形相で叫ぶその女は今にもとびかかってきそうだ。
僕はその女を二人に任せてAのもとへ向かう

『大丈夫だった？今ほどくからね』

相当怖かったのか震えている

僕らのAにこんなことして…







許さない

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