愛されちゃってくださいな/男主/歌い手/BL

デート　志麻編 ページ35

志麻side

やっっっと俺の番きたぁぁぁぁぁあ！！！
あーマジで楽しみ！
今はAを待ってるとこ。前にまふとのデートの時に変な奴に絡まれたって聞いて早めに待ち合わせ場所に着いてるんやけど、たぶん今の俺花飛んでるんちゃうかなってくらいうきうきしてる。あ、一人でニヤニヤしてるとかそんなんちゃうから。それはきもいやん←

プルルルル

『もしもし、着いた？』

A「うん、志麻は…あ、見つけた」

え、どこどこと思って周りをきょろきょろしていると背中をツンツンとつつかれた。

『うお！？Aか！』

A「ちょ、声でか。静かにしないとリスナーさんにばれちゃうよ」

あ、と思い周りを見るが、なんやこいつみたいな目で見られるかスルーかのどちらかしかいないようだった

『ごめんごめん。あ、今日は買い物行こうと思っててさ』

A「また俺のもの買うの？」

『お、わかっとるやん！じゃあ早速いこ』

A「えぇ…(引」

．

．

youside

し「んーこっちも似合いそうやけどこっちのが俺の好みかな…」

『…まだ？』

し「ちょっと待ってな…あ、俺が選んでる間にこれ試着してきてー」

そう言って渡されたのは黒のパーカーと白いシャツ。それと白、黒茶色のチェックのズボン。
試着室に入ってまずはズボンに足を通す。あれ、このシャツちょっとでかい…

『しまー？シャツちょっとでかいんだけど…ん？どうした？？』

し「…あっえっとそれ似合うな！あー、シャツはそれが一番小さいやつやからなぁ。袖まくるか」

…パーカーもでかいんですけど
え、俺が小さいの？誰がちびだって？？

『志麻…これもｔ(し「かわいいな！！」いや、そうじゃなくて』

てかこのパーカー前に志麻も着てたやつに似てるな。てか一緒？

し「うん、やっぱこっちかな。店員さん、これもうこのまま着ていくんでこっちは袋にお願いします」

店員「承知しました」

．

なんかパーカーに着替えてからさっきとは別の視線が痛いような…

モブ1「あ、あの！あめさんですか！？」

……まじ？目の前には女の子二人組が
バックには二人とも俺のグッズを付けてる。つまり俺のリスナーさんだ

『え、あーいやえっと…』

1「！！やっぱそうだよ！」

2「ほんとだ…！！声が！」

あ、もしかしなくても俺まずったか
志麻は…またなんか見てるし…それに志麻まで巻き込むのはよくないな
それにしてもどうしようか

『えと…俺は』

そういえばなんで俺だってわかったんだろう

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