悪魔で、ヒーロー (ページ34)

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悪魔　32 ページ34

僕らは訓練場に着き、バスから降りた

｢｢すっげー!!USJかよ!!?｣｣

13号｢水難事故、土砂災害、火事.....etc.
あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も.....

ウソの災害や事故ルーム!!｣

｢｢(USJだった!!)｣｣

色々と大丈夫なのか...？

緑｢スペースヒーロー13号だ！
災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー！｣

麗｢わー私好きなの13号！｣

オールマイトがいませんね…

13号｢えー始める前にお小言を一つ二つ...三つ...四つ...｣

｢｢(増える...)｣｣

もうそれお小言じゃないでしょう...

まァくそ長ぇ13号のお小言を右から左へ聞き流し、やっと授業が始まる

...そう、思っていた

相｢そんじゃあまずは.......？｣

何か...変な威圧を感じた

ビリッ

『先生ッ!!!!』

相｢一かたまりになって動くな!!!｣

イレイザーが声を上げた

飯｢え？｣

相｢13号!!生徒を守れ!!!｣

奇しくも、命を救える訓練時間に僕らの前に現れた

切｢何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？｣

そう言って覗き込む切島

相｢動くな!!!あれは敵だ!!!!｣

...敵、か

随分と大衆引き連れて来たな...

霧｢13号に...イレイザーヘッドですか...先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが...｣

相｢やはり先日のはクソ共の仕業だったか｣

死｢どこだよ...せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ...オールマイト...平和の象徴...いないなんて...

子どもを殺せば来るのかな？｣

プロが何と戦っているのか

　

何と向き合っているのか

それは、途方もない悪意

『面白いッ!!』

俺は抑えきれない興奮をを隠すように口元を押さえながら
歪んだ顔をしていた