悪魔で、ヒーロー (ページ26)

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悪魔　25 ページ26

相「ネフィリアム、お前の番だ」

『はい』

ボールを受け取り、円の中に入る
周りから注目の視線が集中する

ーーーーどんなことをしてくれるのか

ーーーーあいつならきっとやれる

ーーーー今回ばかりは無理かもしれない

ーーーーいったいどんな個性なのか

等々様々な視線が僕を見ている

『ここは派手にやりますか…』

『相澤先生、皆を連れて200m以上離れてください！』

相「(あいつなんかやらかす気だな)おう、わかった」

相「と、いうわけだ。ここから離れるぞ」

芦「何かやるんですかー？」

相「知らん。だが、ここを離れろとあいつが言ってるんだ。大人しく従おう」

皆が充分離れたのを確認して

《閃光》×《火焔》×《緋天》
　
　=〘九頭龍閃〙(くずりゅうせん)

僕の手のひらに金のリングがクロスされた黒色の球体が現れる

実はこれ超圧縮された爆弾で、これを破裂させると・・・・・・

核には劣るものの結構な大きい爆発がおきる

念のため、校舎と皆の周りはバリアで囲っておこう

『いきまーす』

球体をポトッと落とすと
スローモーションで落ちていく

ゆっくりゆっくり落ちていき、遂に地面に触れると

その瞬間

DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMッ!!!!!!!!!!

爆風で砂嵐がおこり、茸雲ができ、爆破された地面は大きなクレーターができていた

『おやおや、ボールはどこに行ったのでしょう？』

上「や、やばすぎだろー」

芦「何、あの爆発・・・・・・」

切「マジで何者だよネフィリアムは…」

飯「というか、よく助かったなぼ、俺たち」

緑「あの爆発はかっちゃんに似ているものがある。でもかっちゃんはあそこまでの大爆発は難しい。彼は個性の複数持ちだから何かしらの個性をブーストする個性なら可能かも」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

常「緑谷、怖いからやめろ」

相「・・・・・・凄まじい速さで伸び続けてる。既に上空１万mに達しているにも関わらず速度が落ちていない」

『先生。私の記録は？』

相「ふん、自分でもわかりきっているくせに。ルシファー・ネフィリアム

記録は∞だ」