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店内をしっかり探す。
個室辺りのレストルームは１ヶ所。
その前を通ってみるも、シーンとしていて人の気配がない。
ふと後ろを見ると、明らかに『迷いました』な、Aちゃんが少し先に見えた( ´ー`)
そっちに向かえば、俺を見つけたAちゃんの顔が安心した感じに。
A『迷っちゃった！』
蓮「取りあえず戻ろ」
と、Aちゃんの手を引いて個室に戻る。
扉を閉めてすぐ、Aちゃんを椅子に座らせ、俺はしゃがんで下からAちゃんを見る。
蓮「心配した」
A『ぁ、ごめんなさぃ、、あの、私すごい方向音痴で、』
蓮「次からは俺がついてく！」
A『、、、』
蓮「聞いてる？Aちゃん」
A『めんどくさくてごめ、』
仕方ないことで謝ろうとするAちゃんの口を片手で塞げば、
A『ん〜』
と、俺の手を外そうとするから、そのAちゃんの手をつかんで引き寄せる。
蓮「まじでさ、、離したくない。」
A『ぇ、、ぁ、』
蓮「このままずーーっと、離したくない。」
A『そんなの む、』
そんなの無理だ、って言われる気がして、Aちゃんの口を塞いだ、、
今度は俺の口で。
一瞬分からなかったようだけど、理解したあとは俺の腕のなかで反抗するかのようにモゾモゾ動いてる可愛い人。
Aちゃんの力じゃ俺を離せないけど。
苦しそうに息を漏らすAちゃんの色気に止められそうになくなった俺は、自分から口を離し強制終了！
A『長いし、急だし、、強引だし、、ちょっとやだった。』
蓮「ごめん！でもほんとに、、、離したくなさすぎて。」
A『、、、』
蓮「Aちゃん？」
A『そう思ってくれるの、嬉しいけど、、』
蓮「けど？」
A『急なのは、ちょっとィャ。』
蓮「ごめん！まじごめん！！、、ごめんね？」
こーゆー時、なかなか目線が来ないのは相当不安で、俺から目を合わせにいくけど、、、
逸らされる〜😔
ん！？
無意識でAちゃんの膝に手を置いていたが、その上にAちゃんの手が触れた。
A『蓮くん、』
蓮「ん？」
A『まず、、私が方向音痴なせいで心配させてごめんなさい。』
蓮「ううん( ´ー`)」
A『あと、』
蓮「うん( ´ー`)」
A『、、離れてるときも、ずっと蓮くんのこと頭にあるよ( 〃〃)』
蓮「Aちゃん、、」
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作者名：mime | 作成日時：2022年12月5日 11時
