特別なキミ (ページ27)

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マネージャーさんに送ってもらい、家に着いた。

お気に入りの入浴剤をいれて、
ゆっくりお風呂に入りたいところだけど、、、

気になって仕方ないものをそのままにはしておけなくて、、、

ソファに深く腰を掛け、LINEを開く。

それと同時、新たに来た蓮くんからのLINE通知。

蓮いま仕事終わって帰るんだけど、会えないかな?

会いたくないわけじゃない。

でも、、

どんなテンションで会えばいいのかわからなくて、既読だけ付けたまま。

Prurururu ...
Prurururu ...

そこに蓮くんからの電話。
既読付いたのになにも返信ないから掛けてきたんだろうな。。

A『もしもし、』

蓮「Aちゃん！」

A『ぁ、うん、、あの、ごめんなさい、連絡するの遅くなっちゃって。』

蓮「ううん、いいよ、てゆーかこっちこそ、、しつこく連絡してごめんね？」

A『だいじょぶ、』

蓮「、、Aちゃん、今日のこと、会ってちゃんと説明したいんだ。」

A『、、明日早いの。だから、』

蓮「おねがい。話したらすぐ帰るから。」

A『話なら、今して？』

蓮「会いたいんだ。」

A『、、』

蓮「おねがい。」

A『、、わかった。』

蓮「すぐ行く。」

A『ん。』

蓮「待ってて？」

A『、、はぃ。』

蓮「じゃぁ、１回切るね？」

A『じゃあね。』

プツッと切れた電話。

いつも電話するときは、蓮くん先に切って？と気遣ってくれるAなのに、今日に限ってそれがなくて不安になる。

早く会って、ちゃんと誤解ときたい。