特別なキミ (ページ16)

今日:15 hit、昨日:22 hit、合計:79,560 hit

　２ページ16

照れ合う俺とAさんの絶妙な空気を打破すべく、お酒を飲もうということになったけど、うちには女の人が好きそうなお酒が無くて、ビールを飲んでる。

まだきっと半分も飲んでないだろうけど、ほんのり頬を赤く染め始めてるAさん。

蓮「無理しないで、いいですからね？」

A『ん、はぃ(^ー^)』

ちょっと酔ってるじゃん！

かわいい。

蓮「あの、、」

向かいに座る俺の目を見て、首をかしげ、俺の言葉を待ってる。

蓮「なんか、、中途半端なのイヤなんで言います！」

蓮「Aさん、、俺と付き合ってください！！」

そう言い、テーブルに顔が付くかと思うくらい頭を下げる。

A『さっき言ったじゃないですか、、目黒さんのこと好きだって。』

顔をあげると、めっちゃ顔が赤いAさん。

蓮「言ってくれましたけど、、」

A『私の方こそ、、、目黒さんとお付き合いしたいです』

照れながらも、しっかりと言ってくれたAさん。

テーブルの上で組まれたAさんの手をとり、撫でるように握れば、Aさんも少し、俺の手を握ってくれた。

蓮「よろしくお願いします( ´ー`)」

A『よろしくお願いします』

蓮「ねぇ、そっち行っていい？」

コクンと頷くAさんの手を一旦離し、Aさんのとなりの椅子を近付けながら座る。

さっきよりグッと近づいた距離にドキドキする。

A『あ！ねぇ、朔ちゃんの玉子サンド！！忘れてた( *´艸)食べる？』

そう言って席を立つAさん。

蓮「あ、ねぇ、その、朔ちゃん？って、、女の人？」

A『朔ちゃん？男の人だよ？』

蓮「仲いいんだね(^^;」

A『んーー、うん、仲はいいね(^ー^)』

あれ？
俺、ヤキモチとか妬くタイプじゃないと思ってたんだけどな。。

A『これ！！美味しいんだよ～(⌒‐⌒)』

と、俺が妬いてる事も知らずに、頬を赤く染めたままの可愛い笑顔で俺の隣に戻ってきた。

A『あ、お皿借りてもいい？』

蓮「、あ、ぅん、、待ってて？」

蓮「はい、これでいい？」

A『ありがと(^ー^)』

うん、めちゃくちゃ可愛い！！！！！

本当に美味しそうな玉子サンドを上手に並べて、、

A『どうぞ！召し上がれ(^ー^)ノ』

と、俺の前に置いてくれる。