酔っ払い ページ23
緑side
わいわい楽しく飲んで、そろそろお開きの時間。
今回はちゃんと自分でセーブして、あんま酔わんかったで。
赤「とーもぉーひろさぁん、えへへ」
......こいつと違ってな。
赤「あれー、ともひろさん、可愛ええ顔しとるなー」
「もー、酔いすぎや。なんでそんな飲んだん」
赤「んー、ともひろさんが隣におったから楽しくて」
っ.....かわええ。
「ほら、帰るで」
赤「んへへ、え、一緒に帰ってくれるんー?」
「同じ方向なの俺くらいしかおらんから」
本音はまだ一緒におりたいだけなんやけど。
赤「やったあ、すき」
「すっ.....何言うてんねんあほ!帰るで!」
橙「はいはいいちゃいちゃしとらんと早く帰りーや」
「いちゃいちゃはしてへん!」
もー、ほんまやめてや。
どんどん顔が熱くなっていくのを感じる。
青「俺も神ちゃんと一緒に帰りたかったなあ」
そう寂しそうに言う流星に、ごめんなあと言いかけた時
赤「だめや!!俺のともひろさんやし!」
「ちょ、何言うてんねん。」
酔いすぎたしげがわけわからんことで怒り始めた。
青「はあ?お前のやないやろ」
いや流星もそこで張り合わんといて。
赤「俺のやし!!今度2人で、花火、見に行くし。ちゅーやって.....」
「なっ、おま、帰るで!皆お先です!」
慌てて腕を掴み、ニヤニヤしとる皆に手を振りながら家を出る。
もー、何言うてんねん。
てか.....キスしたのは俺も知らん設定やし。
会社で俺がした時に起きてなければの話やけど。
赤「ともひろさん、すき、へへ」
......とりあえずこの酔っ払いをなんとかせな。
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作者名:もちもち子 | 作成日時:2020年7月5日 22時