負けるが勝ち ページ2
A『ねえねえ、じゃんけんしよ！』
蓮「なに急に。」
A『出さなきゃ負けよーじゃんけんぽいっ！』
蓮「っしゃ、勝った！」
A『あ、違う、負けるが勝ちじゃんけん！だから今のはAちゃんの勝ちぃ〜( ≧∀≦)ノ』
蓮「なんだそれ、ずりぃ！！」
A『じゃんけんぽいっ！』
蓮「よし、俺勝ち！」
A『じゃんけんぽいっ！』
蓮「よっし！」
A『じゃんけんぽいっ！』
蓮「いぇーい！」
A『なんなの、』
途端に口を尖らせ、いじける目の前の人。
可愛すぎますが？
可愛すぎるから、もうちょっとだけ。
蓮「負けた方が勝ちなんでしょ？」
と、顔を覗くと、プイッと音がしそうなくらいそっぽを向かれ、目の前に見えるのはAの背中。
蓮「はぁ、、顔が見えないなぁ。」
蓮「あ、プリン食べよっかな〜？」
ピクッと動いたAの背中を見て、ニヤケル俺。
蓮「Aも食べる？」
スクッと立ち上がり、こちらを振り向くこともせずキッチンに行くA。
そのまま待ってれば、両手にプリンとスプーンを持って俺の目の前に座った。
そして片方を差し出し、、
A『食べよ』
ヤバイな、この人、可愛すぎる。
プリンを受けとる前に、Aごと掴まえる。
A『おぉーーーっと、びっくりしたぁ(´▽`)』
蓮「はい、ここ座って！」
と、俺の膝にのせてプリンタイム！
蓮「ん！」
Aの顔を後ろから覗けば、、
A『(ニコーーーーっと笑顔のA)』
蓮「んまいね！」
A『んーまいっ(^ー^)』
やっぱりAは笑顔がいちばん可愛い！！
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作者名：mime | 作成日時：2022年12月27日 4時
