恋 距 離 遠 愛 。2【宮侑】

デズニーから。 ページ5

貴方side


今頃、荷物はもうホテルに到着していることだろう。


私たちはこれから電車に乗り、デズニーへと向かう。


予想はしていたけれど休日なだけあって、電車内はとても混んでいた。


座る席がなかったため、電車の出入口付近に立つ。


侑はというと、人混みから私を守るように立ってくれている。


A「でたね、都会名物満員電車。」


侑「名物やないやろ。」


フッフって、侑が笑う。


そのとき、電車が急カーブにさしかかったため車内が大きく揺れた。


侑「うぉ…と。」


そのせいで、侑がの顔が私の近くにきている。


侑「…何ニヤけんとんの。」


A「別にニヤけてないし。」


侑「嘘やん。めっちゃ顔真っ赤やしタコみたいやで?? 可愛ええなぁ。」


侑の顔は、いつも見慣れてるが
こんなに間近に見ることはあまりない。


こう、やっぱり改めて見ると本当に…


A「綺麗な顔してるね。」


侑「いきなり何言うてんの。」


A「本当のことです。」


だってそうだ。


大きな瞳に綺麗な鼻筋、薄めの唇。


普段はあまり気にすることはないが、容姿が整いすぎている。


そりゃファンが大勢つくわけだ。


侑「スマン、ちょっとこの体制キツいわ。肩貸してくれへん?」


A「どうぞ。」


失礼します、と侑は私の両肩に両肘を置いた。


わぁ、正面から抱きつかれたみたいな感じになってる。


少し恥ずかしい。
いや嘘、とても恥ずかしい。


侑「さっき、俺のこと綺麗言うたけど…」


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いきなりですが問題です。

(＾ω＾)←誰のどんな顔でしょうか。



正解は、私がハイキュー!!31巻を読んでるとき(主に稲荷崎見てるとき)の顔でした。

ちなみに、稲荷崎の制服はブレザーです。

ネクタイしてます。

北さんが制服着てたので間違いないかと思われます。

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