むっつめ ページ26
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「__と、言う訳で……次の任務は二手に別れて貰うよ」
今日は珍しくちゃんと朝から任務の話をしている五条先生。
なんでも、次の任務は少し田舎にある廃校に向かうらしいが、かなり広さがあり呪霊の数も少なくないだろうとのことで1年4人が全員派遣されることになった。
呪霊の強さとしてはそこまでらしいので1年で事足りるらしい。
「せんせー!二手に別れるって、どういう組み合わせ?」
「うん!その質問待ってた!」
「なーんかテンションについていけないわね…」
「いつものことだろ」
「あはは……」
「ん"んっ!では、発表します」
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「うわっ、思ってたより広いね…?
そりゃ二手にも別れたくなるか。
早く終わらせちゃおう。
行こう、悠仁。」
「おー!Aと一緒だと心強いな」
「えっ?そ、そうかな…?ちょっと嬉しいね」
五条先生の発表により、私と悠仁・野薔薇ちゃんと恵くんペアに別れることになった。
悠仁が理由を聞いたら先生は"え?僕の独断と偏見だけど?"と返していた。
廃校なので、なんだか気味が悪いけど悠仁が一緒だとそんなことも気にならなくなるので悠仁の存在は凄いな……と独りでに感動する。
「……!」
今私たちが歩いている廊下の曲がり角の先。
慣れたくもないけど、慣れてしまったその感覚に気を引き締める。
「悠仁」
「おう。いるな、呪い」
「多分、3体くらいいると思う。
纏まってくれてた方が早く終わるし、助かるね。
ささっと片付けようか」
カチャ、と自身の腰に装備している短刀二本に手をかける。
ギシ……と呪霊が動く度に軋む床。
呪霊が曲がり角から姿を見せた時が私たちの動く合図だ。
「__A行くぞ!」
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「__これで、全部かな?」
刀身についた呪霊の体液を床に向けて振り飛ばしながら悠仁にそう言った。
「結構な数祓ったよな。もうこの辺は呪霊の気配しないし、俺ら側は終わったんじゃね?」
「じゃあ私、野薔薇ちゃんに電話かけてみる」
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肉じゃが - なぜだ…恵推しじゃないのにこの小説が神様に見えてきた… (8月15日 18時) (レス) @page34 id: 42198287f0 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - アイラブメグミイイイイイイイイイイイイイイイイイ 投稿頑張ってください!応援してます!この作品めっちゃ好きなので!ニヤニヤが本気で止まらないです!!!いいなぁ夢主ちゃん。私も恵君に可愛いって言われたいよーーーー😭 (2022年8月30日 17時) (レス) @page23 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あぁぁぁぁぁぁ!恵君かっこいい!私の顔今真っ赤です!今後も頑張ってください! (2022年1月8日 15時) (レス) @page34 id: 634c848308 (このIDを非表示/違反報告)
シーエル目つぶし(プロフ) - やばいニヤけが止まらない、、!w (2021年7月9日 16時) (レス) id: 7ab4427546 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - もち明太さん» ありがとうございます〜!!よろしくお願いしますっ! (2021年2月17日 19時) (レス) id: ed116a4644 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち明太 | 作成日時:2021年1月16日 17時