実に忌々しい(最後に更新についてのお話) ページ34
アルハイゼンside
逢引の当日、Aの家に向かうと何故かカーヴェも居た。
如何云う事だ。
「何故此処に居る、カーヴェ。」
「げ、アルハイゼンか。此処に居る理由はな、彼女から借りていた物を返しに来たんだ。」
借り物を返しに来た？
一体カーヴェは彼女から何を借りたんだ。
「そうか。其れで、何を借りたんだ？」
「あぁ、“タオル”を3枚程•••って待て待て！アルハイゼン！！
その手は何だ？！」
「これか。今から、君を殴り飛ばす手だが？」
「はぁ？？！
只、Aは暑い日にタオルを忘れて来てしまった僕に借してくれただけだぞ！？」
カーヴェめ•••実に忌々しい。
俺がAに好意を寄せていると知っておきながらタオルを借りるなど。
家を追い出してしまおうか。
いや、その前に
『朝から私の家の前で煩いですよ。アルハイゼン先輩にカーヴェ先輩。』
声のする方に視線を向けるとドアの前にAが立っていた。
「A•••！助かった！！」
『カーヴェ先輩は何があったんですか•••あ、そう云う事ですか。
ま、まぁカーヴェ先輩はタオルを返しに来たんですよね？』
「そうなんだ。それじゃあ、僕はもう行くとするよ。
アルハイゼンに殺されたくないからな。」
そう言うとカーヴェは走って行ってしまった。
漸く邪魔者が居なくなったか。
『処で、アルハイゼン先輩は忘れ物など無いですよね？』
「あぁ、無い。しかし、今気付いたのだが、A、その格好は•••」
俺はAの服装をまじまじと見た。
普段はスカートなどを着ないAがスカートを着ている。
そして少しだが、肩や足など何時もより露出が多い気がする。
『えっ••••••似合いませんでしたか？』
「いや、違う、よく似合っている。」
『そうですか、良かった•••あ、これは別にそんな意味がある訳じゃ無いですからねっ‼
兎に角、モンドに行きましょう！』
Aは俺の手を掴むと耳を隠していた。
だが、俺の手を掴んでいる為、もう片方の耳は見える。
少し耳が赤く染まっている様に見えた。
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更新についてのお話を書き忘れておりました。
私はお盆の間に予定があるのですが、其処の電波状況次第で更新が出来ない場合があります。
ごめんなさい••••••
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鬼ごっこ(プロフ) - まなちさん» ありがとうございます！中途半端な終わり方でやってしまいましたが、面白かったと言ってくれて嬉しいです！ (9月1日 23時) (
レス) id: cfe48e5587 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - 面白かったです！お疲れ様でした！！ (9月1日 21時) (レス) @page43 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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