仲直り ページ25
「•••••••••」
『•••••••••』
何でこうなった•••
さっきの襲われ掛けたアレで更に気不味くなちゃったじゃないか！
と云うか、今日のアルハイゼン先輩、可笑しくない？
•••ハッ！真逆、ニセモノか？！
そうなんだな！！！
『アルハイゼン先輩のニセモノさん、白状するなら今の内ですよ。』
「は？」
『私、気付いちゃったんですよ。
アルハイゼン先輩は後輩のお見舞いなんて来ないんですよね。(偏見)
そして、さっきの襲う様な事はしないですし。
さぁ、白状しなさい！アルハイゼン先輩のニセモノ！！！
何が目的かッ！』
私はアルハイゼン先輩の肩を掴んだ。
そして決まった•••！と思った。
「そうか、Aは余程仕事を増やされたいのだな。
しかも先輩をニセモノ呼ばわりするとは大した度胸だ。」
『んぇ？•••••••あ。』
終わった。この口調にこのスパルタは本物だ。
に、逃げるか！
私がドアの方へダッシュで行こうとするとガシッと今度は此方が掴まれた。
「君はこの前の約束を破るのか？
其れとも忘れているのか。俺は覚えているが。」
『•••そう、でした。
アルハイゼン先輩、あの時の事、覚えていますか？』
「••••あぁ、覚えている。
あれは本当に•••」
『あんな酷い事言ってすみませんでした。』
私はアルハイゼン先輩が謝るより先に謝った。
あの事は完全に私が悪いんだ。警戒心が無かったから。
首を絞めてきた件は置いといて。
そしたらアルハイゼン先輩も謝ってきた。
「いや、君が謝る事じゃない。
俺が謝るべきだ。すまなかった。」
『じゃ、じゃあ、“仲直り”って事ですね！』
「そうだな。」
ほんの少し、アルハイゼン先輩が笑った様に見えた。
「だが、療養が終われば執務室の片付けを手伝って貰うからな。
俺でも手に負えないくらいの酷さだ。
そして、仕事もたっぷりと溜まっている。覚悟しておく様に。」
『あ、はい•••••••』
そんなに散らかしてしまったのか•••。
しかし、こんなに散らかしてしまった原因はアルハイゼン先輩と云うのを知るのは
次の日と云う事を私は知らなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鬼ごっこ(プロフ) - まなちさん» ありがとうございます！中途半端な終わり方でやってしまいましたが、面白かったと言ってくれて嬉しいです！ (9月1日 23時) (
レス) id: cfe48e5587 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - 面白かったです！お疲れ様でした！！ (9月1日 21時) (レス) @page43 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
