馬鹿野郎 ページ17
先日と言い、過去の事と言い、私は本当に何をやっているんだ。
先日のあれは私も言い過ぎたかもしれない。
本当にあの後輩が何かを仕込む気だったとしたら、アルハイゼン先輩は其れを止めたんだから、
感謝しないといけないのに。
でも言えない。
今日も執務室に来て、資料などを置いて行こうとしたらアルハイゼン先輩が居た。
『っ•••アルハイゼンさん、資料など此処に置いときますね。』
馬鹿野郎。
普通に謝れば良いのに。何で謝罪の言葉が出ないんだ、私は。
「••••あぁ。
其れからA。俺は少し用があって此処を空ける。
留守番を頼む。」
『分かりました。』
言わないと。
このギスギスした雰囲気なら前の方がもっと良かった。
アルハイゼン先輩が横切る時、咄嗟に手を掴んだ。
「っ？！•••A？」
『•••帰って来たら、話したい事があります。
だから、時間を空けておいて下さい。アルハイゼン”先輩“』
「分かった。
成る可く早く帰る。」
そう言うとアルハイゼン先輩は執務室から出て行った。
そして私は執務室を掃除したり、申請の処理などを済ませていた。
すると、ドアからノックする音がした。
『？資料の閲覧許可かな•••』
椅子から立つと、ドアノブに手を掛けた。
もう歯車が既に狂い始めている事を私は知らない＿＿＿。
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鬼ごっこ(プロフ) - まなちさん» ありがとうございます！中途半端な終わり方でやってしまいましたが、面白かったと言ってくれて嬉しいです！ (9月1日 23時) (
レス) id: cfe48e5587 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - 面白かったです！お疲れ様でした！！ (9月1日 21時) (レス) @page43 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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