お前なんか元から友達じゃねぇよ ページ15
生徒の時の私は特に仲の良い友達がいなかった。
そんな時に声を掛けてくれたのが、ルザ•••覚えていない。
最初は何だこの人。と思っていたが、段々と仲良くなっていった。
今思えば初めての友達だったと思う。
だが、少しずつ教令院で彼を見掛ける回数が少なくなっていった。
そして教令院ではある噂で話題になっていた。
“彼が缶詰知識を利用して論文を書いている”と。
嘘だと言いたかった。
けど私は見てしまったのだ。
貴方が缶詰知識を使って論文を書いているのを。
缶詰知識なんて如何やって手に入れたのか分からない。
少なくとも、缶詰知識を使って論文など書かない。
知恵の殿堂に訪れれば良いのだ。
なのに、何故？
私は彼に問い詰めた。
「何で缶詰知識を使ってまで論文を書こうとするのか」と。
すると彼は私を睨み付けた。
「お前は良いよな。元から地頭が良いから。
知論派の奴等に認められて。何時も成績上位で。
頑張ってる俺の事なんて誰も見やしない。親も、親戚も、周りも‼‼
周りに認められる為なら缶詰知識を使ってでも上に這い上がってやるって決めたんだ。」
「この前だって俺が論文を貸してくれって言っても貸してくれなかったしな。」
「お前なんか元から友達じゃねぇよ。」
すると彼は私を蹴り飛ばした。
私は悲鳴にならない声を出す。
そして彼は私の上に跨ると、首を強く絞めてきた。
「お前なんか、お前なんかが居なくなればッ•••‼」
『あ“ッ••••‼離し•••って‼‼』
呼吸が出来なくなり、意識が途切れる時だった。
誰かが彼を私から引き離し、地面に押さえつけた。
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鬼ごっこ(プロフ) - まなちさん» ありがとうございます！中途半端な終わり方でやってしまいましたが、面白かったと言ってくれて嬉しいです！ (9月1日 23時) (
レス) id: cfe48e5587 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - 面白かったです！お疲れ様でした！！ (9月1日 21時) (レス) @page43 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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